2020-01-01から1年間の記事一覧
メルマガ東京都エイズ通信の第158号が配信されました。 ************************************* ● 令和2年1月1日から令和2年10月25日までの感染者報告数(東京都) ※( )は昨年同時期の報告数 HIV感染者 241件 (…
takakunai 国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトに掲載された調査データの紹介です。2020年末までに達成を目指していた90-90-90ターゲットの最初の90は、HIVに感染している人の90%が検査で自らの感染を知ることが目標です。キーポピュレーションの場合…
日本エイズ学会学術集会・総会の会場で行われている世界エイズデーメモリアルサービスも今年で10回目を迎えます。 ただし、今年は第34回学術集会・総会が新型コロナの流行の影響でウェブ開催になったので、メモリアルサービスもウェッブでの実施になります。…
国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトのトップに『COVID-19 and HIV』という特設ページのバナーが掲載されています。 https://www.unaids.org/en クリックすると『WHAT PEOPLE LIVING WITH HIV NEED TO KNOW ABOUT HIV AND COVID-19(HIVとCOVID-19につ…
新型コロナウイルス感染症COVID-19の流行とその対策がHIV検査や治療お提供に与えた影響について、国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトに、世界各国からの報告をデータが紹介されています。 検査については10月13日付、治療については10月16日付のフィ…
菅政権が発足して今日で1カ月が経過しました・・・ということで、テレビのニュースでも盛んに取り上げられています。とりあえず仕事師内閣といった評価が高いようですね。 最初の100日の、そのまた最初の1か月だから、やや好意的にみていこうといった側面も…
新型コロナウイルス感染症COVID-19の流行、およびその対策の実施に伴う社会的なスティグマや差別をなくすために国連合同エイズ計画(UNAIDS)が10月8日、報告書『COVID-19対策に伴うスティグマと差別への対応: HIV関連のスティグマと差別の低減に有効だった…
昨日までの寒さがうそのようですね。迷走台風の直撃も免れ、日曜日の海辺は午後から日差しが出て汗ばむほど、と思っていたら細かい雨が頬に当たったりもして・・・。ジェンダー的に批判を浴びそうな比喩は控えるにしても、秋の空はさすがに、よく分かりませ…
HIV感染からの治癒を果たし「ベルリン・ペイシェント」として世界の注目を集めたティモシー・レイ・ブラウンさんが9月29日、米カリフォルニア州パームスプリングスの自宅で亡くなりました。54歳でした。 10年以上前に受けた白血病治療のための骨髄移植の結果…
世界195カ国のHIV関連の法律と政策について評価を行っているHIV Policy Lab(ポリシー・ラボ)の紹介の続きです。33項目の評価指標について、日本語仮訳を作成しました。英文の指標と質問項目は、前回も紹介した国別の日本のページを開くとみることができま…
HIV対策の分野で科学的な成果が、法律や政策に反映されているかどうか。それどころじゃないでしょ、いまは・・・ということで、最近の日本国内の雰囲気では、関心を持つ人は極端に少ないかもしれませんが、重要な問題です。 そもそもいまはコロナの国難にど…
新型コロナウイルス感染症COVID-19のパンデミックによる死者が100万人を超える中で、製薬企業幹部に宛てて「利益追求のためのワクチンではなく、人びとのためのワクチン開発を」と求める公開書簡(PDF版)が9月29日、国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイ…
2020年のラグビー界は大きな期待とともに幕を開け・・・たと思ったら、新型コロナの影響で選手もファンも忍耐の日々を強いられる展開となりました。 ま、忍耐はまだまだ続いているのですが、それでもいよいよ本格的シーズンの幕開けですね。 10月4日(日)、…
第1回エイズ啓発大阪ジャズフェスティバルは2年前の2018年12月2日(世界エイズデーの翌日)、第32回日本エイズ学会学術集会・総会の関連イベントとして開催されました。www.c-linkage.co.jp 会場は中之島の大阪市中央公会堂でした。 今年はvol.3ですね。 11…
国連合同エイズ計画(UNAIDS)の2020年版年次報告書『この機会をつかむ』について、TOP-HAT Newsでは、7月の第143号でも少し紹介していますが、9月の第145号ではさらに詳しく取り上げています。各章の内容を短くまとめた概要版の日本語仮訳を公益財団法人エ…
メルマガ 東京都エイズ通信の第157号(2020年9月28日)が発行されました。 ************************************* 令和2年1月1日から令和2年9月20日までの感染者報告数(東京都) ※( )は昨年同時期の報告数 HIV感染…
新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、誤った情報や偽情報が飛び交う現象はインフォデミック(infodemic)と呼ばれています。国連合同エイズ計画(UNAIDS)のサイトにそのインフォデミックに対する対策の強化を求めるプレスリリースが掲載されていました。…
国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトには『今週のグラフ』という欄があり、HIV/エイズ関連のデータが紹介されています。9月21日(月)の週は、90-90-90ターゲットに向けた検査と治療カスケードの達成状況(2019末現在)を取り上げています。 おさらい…
国連合同エイズ計画(UNAIDS)は次期世界エイズ戦略(2021~2025年)の策定作業を進めています。今年5月から8月にかけて進められた策定プロセスの第一段階は、広範な関係者からの意見集約に力が注がれ、現行戦略(2016~2021)の優先課題を基本的に継承しつ…
1年前の今月今夜がラグビー・ワールドカップ日本大会の開幕でしたね。 Facebookにダイジェスト動画が掲載されています。 www.facebook.com 日本代表の初戦は立ち上がり、がちがちでした。ここで負けてしまっては話が始まらないよ、月は晴れても心は闇だ・・…
国連総会が始まりますね。今年は新型コロナウイルス感染症COVID-19の流行があるので、各国首脳が続々とNYの国連本部に乗り込むわけでもなく、例年にも増して日本国内では関心がもたれていません。とはいえ、重要な多国間外交の舞台です。とくにいまは感染症…
国内における昨年(2019年)の新規HIV感染者・エイズ患者報告数の年間確定値がまとまりました。API-Net(エイズ予防情報ネット)の『日本の状況』のページに9月15日付けで2020年上半期の報告速報とあわせ、厚生労働省エイズ動向委員会の委員長コメント(9月1…
劇作家のラリー・クレイマー氏が亡くなった翌日つまり今年5月28日、にマンハッタンのエイズメモリアル公園にACT UPの新旧メンバーが集まり、追悼の集会がありました。連載コラムOne side/No side41《病院跡地にエイズメモリアル》。現代性教育研究ジャーナル…
ラグビーワールドカップ(W杯)2019の開幕を控え、去年のいまごろは日本代表、大丈夫かなあ、ラグビーへの関心はいまいち盛り上がっていないようだし、大会も不発に終わってしまうのでは・・・と不安というか、悲観論というか、そうした心配の方が期待以上に…
バーチャル高速対応都市(Fast-Track Cities)会議2020が9月9、10日にオンラインで開かれました。HIV/エイズ分野で2020年の高速対応目標である90-90-90ターゲットを達成することを目指し、世界中の都市の代表が集まる会議・・・ということなのですが、目標年…
世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)が2014年にスタートさせた「コミュニティ・人権・ジェンダー戦略イニシアティブ」(CRG-SI)について、アフリカ日本協議会がその仕組みを日本語で分かりやすく説明する8ページのパンフレットを作り…
新型コロナウイルス感染症COVID-19が世界に広がったことで、最近は国連の『持続可能な開発目標(SDGs)』の重要性と今日性を改めて認識する機会が増えたように思います。 経済のグローバル化が進んだ結果、現在の世界の仕組みが実は、どうもうまく機能しなく…
国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトには、7月に発行された年次報告書GLOBAL AIDS UPDATE2020の特設ページには、報告書のPDF版やプレスリリースとともに、各章の概内容を短くまとめて紹介した概要版も掲載されています。 報告書全体を日本語に訳すのは…
駅構内に入らずに鎌倉駅の東口と西口を往来できる地下通路(ガード)があります。正式名称は何と呼ぶのでしょうか。なんか愛称があるといいですね。本当はあるのだけど、私が知らないだけかもしれません。 かつての鎌倉カーニバルの様子を描いた横山隆一さん…
国連合同エイズ計画(UNAIDS)が9月1日、安倍晋三首相に対し、感謝の意を表すプレス声明を発表しました。首相の座を去る安倍氏へのはなむけであると同時に、感染症対策やグローバルヘルス分野で2000年の九州沖縄サミット以来、息の長い貢献を続けてきた日本…