2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

冴えないようでも、いろいろありました 2015を振り返る エイズと社会ウェブ版 211

2015年も最後の1日になってしまいましたね。どんな1年だったのか。個人的にはピーター・ピオット博士の『NO TIME TO LOSE』の翻訳(3人で2年がかりでした)が終わり、たくさんの方のご支援のおかげで出版にこぎつけることができました。その点では、ひたすら…

国際開発目標 新たな15年の戦略広げよ

本日の産経新聞に掲載された主張(社説)です。産経、論陣はってるなみたいなことはおそらく、誰も言わないだろうし、言われたいとも思わない(注:主語なし)。 国際開発目標 新たな15年の戦略広げよ http://www.sankei.com/column/news/151230/clm151230…

♪帰り道は遠かった~

暮れも押し迫ってきましたね。本日は坂ノ下の力餅家さんに、注文していたのし餅を受け取りにいきました。 いまやテレビドラマや映画にもたびたび登場する有名スポットですが、実は創業は伊勢の赤福よりも古いといわれる老舗、お雑煮に良し、安倍川にしても良…

【湘南の風 古都の波】戦後を照らし揺らめく光

ちょっと遅くなりましたが、土曜日(19日)のExpress紙に掲載された【湘南の風 古都の波】です。最後の展覧会開催中の鎌倉近代美術館(神奈川県立近代美術館 鎌倉)を取材しました。中心は記事よりも渡辺照明記者の写真です。こちらでご覧下さい。 http://ww…

【鎌倉海びより】119 今回は何としても消防署

本日付SANKEI EXPRESS紙に掲載されたコラム【鎌倉海びより】の119回目です。 原稿の端々にも、並々ならぬ決意が・・・にじみ出て来ないか。 【鎌倉海びより】119 今回は何としても消防署 http://www.sankeibiz.jp/express/news/151222/exg1512221000001-n1.h…

三大感染症対策 保健外交の財産生かそう

本日(21日)付 産経新聞の主張(社説)です。 三大感染症対策 保健外交の財産生かそう http://www.sankei.com/column/news/151221/clm1512210002-n1.html 世界の三大感染症といわれるエイズ、結核、マラリアの流行制圧を目指すグローバルファンド(世界エイ…

『シビルソサエティ支援の行動を』 AIDS2016

来年7月に南アフリカのダーバンで開催されるAIDS2016(第21回国際エイズ会議)が世界中のHIV/エイズ関連のシビルソサエティ組織の深刻な資金難による崩壊の危機を訴え、政治指導者に財政支援の拡大を求める署名活動を行っています。署名の呼びかけ文はAIDS20…

『NO TIME TO LOSE』再読 その3 第6章 国際調査団 から

《一九六〇年代、七〇年代に医学界で考えられていたこととはまったく異なり、人および動物の一連の新たな感染症の流行は、終わることなく続く。世界はそれを経験する。エボラがまざまざと示して見せたのはそういうことだった。一方で、エボラ出血熱の最初の…

UNAIDSのルイス・ロレス事務局次長が「ぷれいす東京」訪問

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトにグローバルファンドの増資準備会合開催の記事が掲載されています。その日本語仮訳です。後ろの方には少しですが、 国連合同エイズ計画(UNAIDS)のルイス・ロレス事務局次長が増資準備会合出席の機会を利用して「…

MDGsからSDGsへ 持続可能な「流行終結」を目指す

本日(15日)付のビジネスアイ紙に掲載されたコラムです。 MDGsからSDGsへ 持続可能な「流行終結」を目指すhttp://www.sankeibiz.jp/compliance/news/151215/cpd1512150500001-n1.htm 国内ではあまり注目されていないが、今年はミレニアム開発目標(…

科学と政治の間のエイズ・・・から エイズと社会ウェブ版210

ピーター・ピオット博士の『AIDS BETWEEN SCIENCE AND POLITICS』の翻訳を進めていたら、こんな一節がありました。原文は何年か前に書かれていますが、ますます時宜にかなった指摘といいますか・・・。 『最近は抗レトロウイルス治療を唯一ではないにしても…

快挙・・・というより、お詫びだけど・・・ TOP-HAT News3号一挙掲載

申し訳ない。平謝り。エイズ&ソサエティ研究会議のブログでTOP-HAT Newsの掲載が9月から滞っていました。出し遅れの証文みたいで恐縮至極でございますが、9~11月号を一挙掲載しました。12月は鋭意作成途上にあります。月末掲載ですのでよろしく。 以下、9…

「世界が平和でより健康であるために」 安倍首相がランセット誌に寄稿 エイズと社会ウェブ版209

英医学誌ランセットに『Japan's vision for a peaceful and healthier world(世界が平和でより健康であるために)』と題する安倍晋三首相の寄稿が掲載されました。厚生労働省の公式サイトには12月11日付で《ランセット誌への安倍総理寄稿 「世界が平和でよ…

『男性・少年とエイズ:議論の再構築を』 エイズと社会ウェブ版208

ヘテロセクシャルの男性は、エイズ対策の中で積み残しみたいな感じの扱いを受けることが多い。日本の場合、HIV感染経路別にみたときの報告数が少なく、そのこと自体は流行の拡大が抑えられているであろうということが推測できるという意味で、けっこうなこと…

【鎌倉海びより】118 映画の町の女性たち

2015年も残りわずかですねえ。今朝は北風が寒かった。和田塚駅まで歩いて4分なのですが、そのわずかな時間でも十分、寒い・・・。本日のSANKEI EXPRESSに掲載された【鎌倉海びより】です。 【鎌倉海びより】118 映画の町の女性たち 11月のぽかぽか陽気が師…

 目指すべきはエンドなのか、持続なのか エイズと社会ウェブ版207

コミュニティアクションのFeatures欄に投稿した原稿ですが、『エイズと社会ウェブ版』の第205回 『HIV陽性者全員に抗レトロウイルス治療を提供できるよう治療拡大を急ごう』とWHOが声明、及び第206回 米CDCがPrEP特集 とも関連する内容なのでこちらにも再掲…

米CDCがPrEP特集 エイズと社会ウェブ版206

米CDC(疾病管理予防センター)のVital SignsのサイトにHIVの曝露前感染予防投薬(PrEP)の特集が掲載されました。その本文部分を抜き出し、日本語仮訳にしました。エイズ&ソサエティ研究会議のHATプロジェクトに載せたので、ご覧下さい。 http://asajp.at.…

『HIV陽性者全員に抗レトロウイルス治療を提供できるよう治療拡大を急ごう』とWHOが声明 エイズと社会ウェブ版205

抗レトロウイルス治療を世界中のHIV陽性者全員に提供するため治療拡大を急ぐべきである。世界エイズデー(12月1日)直前の11月30日、世界保健機関(WHO)がこんな内容の声明を発表しました。エイズ&ソサエティ研究会議のHATプロジェクトのブログに声明の日…

化血研不正 厚労省はなぜ見過ごした

本日(12月4日)の産経新聞の主張(社説)です。化血研不正 厚労省はなぜ見過ごした 血液製剤やワクチンの国内メーカーである一般財団法人「化学及血清療法研究所」(化血研)が、40年にわたって承認外の不正な製造を続けていたことが専門家による第三者委…

【湘南の風 古都の波】秋の光 映える天井

遅くなりました。月が変わってもう師走ですね。SANKEI EXPRESSの連載【湘南の風 古都の波】の11月掲載分です。渡辺照明記者の写真はこちらでご覧下さい。 www.sankeibiz.jp 【湘南の風 古都の波】秋の光 映える天井 秋の日差しが本堂にも柔らかく差し込む。…