2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

HIVとエイズに関する国連総会ハイレベル会合 6月8~10日に開催 エイズと社会ウェブ版551

2001年6月の国連エイズ特別総会の後、ほぼ5年に1度、開催されているHIVとエイズに関する国連総会ハイレベル会合が、今年(2021年)6月8日(火)~10日(木)に開催されることが決まりました。国連合同エイズ計画(UNAIDS)は開催決定の総会決議が採択された2…

『(経済・社会の)安全な再開には、ワクチンだけでなく「検査・追跡・隔離」が必要』 エイズと社会ウェブ版550

ワクチンの普及に対する期待が高まる中で、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンドの)のピーター・サンズ事務局長と国連開発計画(UNDP)のアヒム・シュタイナー総裁が2月11日、連名で『(経済・社会の)安全な再開には、ワクチンだけでな…

不平等の解消を UNAIDS差別ゼロデー エイズと社会ウェブ版549

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトで新着情報をチェックしていたら、キャンペーンのページに2021年の差別ゼロデー(3月1日)について概要説明が載っていました。 Zero Discrimination Day 2021 | UNAIDS 『今年の差別ゼロデーに際し、不平等の解消に…

今年は密集を避け 鎌倉の東日本大震災復興祈願祭

鎌倉の東日本大震災復興祈願祭は、大震災発生から1カ月後の2011年4月11日、神道、仏教、キリスト教の三宗教合同で執り行われたのが最初でした。会場の鶴岡八幡宮舞殿の周囲をたくさんの人が囲み、追悼の思いと復興の願いを共有しました。 翌2012年からは毎年…

 『テイキング・ターンズ HIV/エイズケア371病棟の物語』 エイズと社会ウェブ版548

1990年代の米国のHIV/エイズの状況を説明するのも最近はなかなか難しくなってきたようです。しかいs、新型コロナウイルス感染症COVID-19のパンデミックで大きく動揺する米国、そして日本国内でも、その経験を忘れてしまうことはできない、というか、いまは…

山中伸弥教授、ラグビーのすすめ

新型コロナウイルス感染症COVID-19の流行はスポーツ界にも深刻な影響を与えていますね。そんな中で、京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授が京大ラグビー部100周年記念サイトの特別インタビューに応え、自らのラグビー経験を語るとともに、「迷っている…

「はじめに」で綴るエイズ対策史その16

毎月発行しているTOP-HAT Newsのバックナンバーから、巻頭報告のみをピックアップした特集記事です。その時々の行き当たりばったりのレポートでも、蓄積されていけば逆に行き当たりばったりだからこそ、記録としての価値が生まれるかもしれない・・・と都合…

『離れてもつながる工夫』 エイズと社会ウェブ版547

コロナウイルス感染症COVID-19の影響で、HIV/エイズ関係のシンポジウムや講演会も実際の会場に人を集めて開催することは困難な状況が続いています。昨年11月の第34回日本エイズ学会学術集会・総会もオンライン開催になりました。国際的にみても、例えば今年7…

『とても控えめなヒーロー、コンドームの紹介』 エイズと社会ウェブ版546

(訂正) UNAIDSのツィターには国際コンドームデーに関する投稿がありました。ただし公式サイトやFacebookにはなく、「とても控えめな扱い」という印象です。これから出て栗のかもしれませんね。 バレンタインデーの前日の2月13日は国際コンドームデーでした…

自分の胸に手を当てて考えてみよう

本質を外した感想なので、お叱りを受けそうですが・・・。 昨日の山下泰裕JOC会長の記者会見。NHKのニュースサイトには、こんな発言も紹介されていました。《一方、発言の場に同席しながらその場で指摘をしなかったことについて「40分間くらい発言した中で半…

プライドハウス東京が『森喜朗会長の発言を受けての今後の対応に関する公開質問状』 エイズと社会ウェブ版545

東京2020大会「公認プログラム」の認証を受けているプライドハウス東京が2月8日、『森喜朗会長の発言を受けての今後の対応に関する公開質問状』を東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に提出しました。プライドハウス東京公式サイトの『ニュ…

『女性の健康と安全、権利を支援する米国の決定を歓迎』(UNAIDSプレス声明) エイズと社会ウェブ版544

米国のトランプ前大統領による拡大版グローバル・ギャグルールは、「PLGHA」と呼ばれていたようです。恥ずかしながら知りませんでした。Protecting Life in Global Health Assistance Policy(グローバルヘルス分野におけるプロライフ政策)の略ですね。訳す…

『二度と復活しないように』 グローバル・ギャグルール廃止で国際エイズ学会が要請 エイズと社会ウェブ版543

米国のジョー・バイデン大統領は1月28日、『国内および国外で女性の健康を保護するための覚書(Memorandum on Protecting Women’s Health at Home and Abroad)』に署名しました。覚書は、トランプ前政権時代に実施されていた拡大版グローバル・ギャグルール…