2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

連帯のディスタンス TOP-HAT News第141号

コロナウイルス感染症COVID-19対策として、Social Distancing(社会的距離、人と人との間隔を開けること)が強調されています。COVID-19の原因となるウイルス(SARS-COV-2)の場合、2メートルの間隔があれば飛沫感染を防げる。だったら、緊急措置として人に…

4カ月の連続セッションに HIV2020 エイズと社会ウェブ版478

メキシコシティーで2020年7月5日から7日まで開催予定だった国際会議HIV2020は、新型コロナウイルス感染症COVID-19の影響で主催者が中止を決定し、公式サイトには「大急ぎで代替策を検討しています」というお知らせが掲載されていました。 気が付くのが少し遅…

ラリー・クレイマー氏を称え、UNAIDSが追悼の報道声明 エイズと社会ウェブ版477

5月27日に亡くなったラリー・クレイマー氏を悼み、国連合同エイズ計画(UNAIDS)が28日、プレス声明を発表しました。 www.unaids.org ACT UPで活動していたHIV陽性者らが、後にUNAIDSで重要な職務を担ってきた事例はあり、アクティビストとしてのマインドや…

米東部時間午後8時からメモリアル集会と行進 ACT UP NY追悼声明 エイズと社会ウェブ版476

著名な劇作家であり、ニューヨークのゲイメンズ・ヘルスクライシス、ACT UP NYという団体の創設者でもあったラリー・クレイマー氏が肺炎のため84歳で亡くなりました。ニューヨークのメディアは現地時間27日に報じ、時差があるので日本に伝えられたのは28日に…

HIV感染の報告は減り、エイズ患者報告は増加、その意味は・・・

メルマガ東京都エイズ通信の第153号(2020年5月27日)が配信されました。今年1月1日から5月24日までの東京の新規HIV感染者・エイズ患者報告数は以下の通りです。昨年同時期と比べると合計報告数はほぼ2割の減少です。 ******************…

『COVID-19の流行の中でHIVコミュニティワーカーは対策の不可欠な担い手』続き

国連合同エイズ計画(UNAIDS)のプレス声明『COVID-19の流行の中でHIVコミュニティワーカーは対策の不可欠な担い手』は5月19日付の当ブログでも紹介しましたが、コミュニティセンターaktaの協力を得て、新たに日本語PDF版を作成しました。API-Net(エイズ予…

COVID-19の流行の中でHIVコミュニティワーカーは対策の不可欠な担い手 UNAIDSプレス声明

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトにコミュニティ主導の保健医療サービスの提供を充実させるよう各国に求めるプレス声明が掲載されました。途上国のHIV/エイズ対策を支えてきたコミュニティ・ヘルスワーカーの存在を認め、その活動をより充実させる…

世界エイズデーのキャンペーンテーマ案と意見を募集中 エイズと社会ウェブ版475

世の中の関心は新型コロナウイルス感染症COVID-19に集中している印象ですが、そうだからといって他の疾病がなくなったわけではありません。コロナへの関心が高まったことで、COVID-19対策が他の疾病の拡大要因になってしまうことがあれば、それもまた困った…

公開書簡『COVID-19に対する人びとのワクチンへの連帯』 エイズと社会ウェブ版474

国連合同エイズ計画(UNAIDS)のサイトに『Uniting behind a people’s vaccine against COVID-19』という公開書簡が掲載されています。『people’s vaccine人びとのワクチン』というのはバナーに示されているように《すべての国で、すべての人が無償で受けら…

『コロナ時代のセーファーセックス』 エイズと社会ウェブ版473

鎌倉の旧市街を囲む標高100メートル前後の低い山並みは、緑の濃淡がブロッコリーのように見えます。いい季節なんだけどなあ・・・。 神奈川県も東京都とともに緊急事態宣言のもとにあり、鎌倉最強の観光シーズンも町には人が少ないまま過ぎていこうとしてい…

報告書『COVID-19時代の人権』日本語仮訳版も公表 エイズと社会ウェブ版472

国連合同エイズ計画(UNAIDS)の報告書『COVID-19 時代の人権』の日本語仮訳版ができました。API-Net(エイズ予防情報ネット)に掲載されているのでご覧ください。翻訳は公益財団法人エイズ予防財団です。 https://api-net.jfap.or.jp/status/world/booklet.…

報告の減少傾向続く エイズ動向委員会速報値 エイズと社会ウェブ版471

厚生労働省のエイズ動向委員会が開かれ(といっても時節柄、ネットによる持ち回り会議だったようです)、2019年第3、第4四半期の報告結果と2019年の年間速報値がAPI-Net(エイズ予防情報ネット)に掲載されています。こちらですね。 https://api-net.jfap.or…

『COVID-19時代のHIV予防』 エイズと社会ウェブ版470

HIV/エイズ分野の経験を踏まえて新型コロナウイルス感染症COVID-19に対応するため、国連合同エイズ計画(UNAIDS)が3つの短い啓発文書を発行しました。COVID-19対策への貢献姿勢を示し、その中でHIV予防の重要性を改めて強調するという狙いでしょうか。 3つ…

もうすぐだ はばたけこども大漁旗

自粛期間が延びました。でも、今日は5月5日、こどもの日。かつてこどもだった老人も、なんだかんだと理由をつけて、せめて散歩に出よう。 COVID-19対策で、三密化を防ぐために立ち入り禁止が呼びかけられている材木座海岸の砂浜。100%とはいかないまでも、ふ…

AIDS2020最終日にバーチャルCOVID-19会議

新型コロナウイルス感染症COVID-19の流行の影響を受け、バーチャル形式の変則開催となった第23回国際エイズ会議(AIDS2020)の最終日(7月10日)に国際エイズ学会(IAS)がバーチャルCOVID-19会議を開催することになりました。転んでもただでは起きないとい…