『コロナ時代のセーファーセックス』 エイズと社会ウェブ版473

 鎌倉の旧市街を囲む標高100メートル前後の低い山並みは、緑の濃淡がブロッコリーのように見えます。いい季節なんだけどなあ・・・。

 神奈川県も東京都とともに緊急事態宣言のもとにあり、鎌倉最強の観光シーズンも町には人が少ないまま過ぎていこうとしています。まあ、しょうがないか。

 COVID-19の重症化ハイリスク層である私も蟄居生活が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしですか。
 NHKや民放のニュース、ワイドショーでは、いま気持ちを緩めないことが大切ですと妙に説教臭い一言が最後につきます。放っといてくれ、自分で判断するからと妙に反発したくなる。とはいえ、最近は自分の書くコラムも説教臭くなったりして・・・。
 現代性教育研究ジャーナルNo110(2020年5月15日)の連載コラム『多様な性の行方』第37回です。14ページに掲載されています。

 

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HIV/ エイズの流行の初期には、HIV に感染した人たちは生涯にわたってセックスをすべきではないといった主張がしばしばなされ、その理不尽な「社会的要請」を跳ね返すために米国内のゲイコミュニティを中心に HIV 陽性者らが必死の思いで「セーファーセックス(より安全な性行為)」という考え方を生み出してきた歴史がある』

 暇を持て余したら読んでください。