2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

短期的にみると感染報告は横ばい状況? 東京都エイズ通信私感 

東京都福祉保健局のメルマガ『東京都エイズ通信』の第177号が昨日、配信されました。今年に入ってから5月24日までの都内の新規HIV感染者・エイズ患者報告数は以下の通りです。報告の減少傾向は依然、続いているようです。 ****************…

『サル痘に関する用語がスティグマを強め、公衆衛生の危機をもたらす UNAIDSが警告』

欧米各国で、天然痘によく似たサル痘の症例報告が相次いでいます。これまでの発生はアフリカ中心でしたが、今回はいままで感染症例が報告されていなかった国で報告されているので、どこまで感染が拡大するのか・・・。日本国内での感染報告はまだありません…

『グラデーションの中の1人』 エイズと社会ウェブ版614

前回に続き、マダムボンジュール・ジャンジに登場していただきました。連載コラムOne side / Nosideの第61回『グラデーションの中の1人』。現代性教育研究ジャーナルの第134号(2022年5月15日発行)の12ページに掲載されています。 https://www.jase.faje.or…

PEPFAR責任者にアフリカ出身のジョン・ヌケンガソン博士 米上院が承認 エイズと社会ウェブ版613

空席になっていた米国の地球規模エイズ調整官(HIV/エイズ担当大使)にアフリカCDC所長のジョン・ヌケンガソン博士の就任が決まりました。調べてみると、バイデン政権は昨年9月にヌケンガソン博士を候補として発表しているのですが、議会の承認を得られずに…

速報値の持つ意味は? TOP HAT News 第164号(2022年4月) エイズと社会ウェブ版612

何回も書いているので、またかと言われそうですね。でもまあ、しつこく・・・TOP-HAT News第164号(2022年4月)の巻頭はエイズ動向委員会の年間速報値をめぐる話題です。2021年分の速報値が2022年3月15日に発表されました。新規HIV感染者・エイズ患者報告の…