2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『HIV検査相談マップ』リニューアル TOP-HAT News 第153号(2021年5月) エイズと社会ウェブ版571

あまり目立ちませんが6月の最初の1週間はHIV検査普及週間であり、6月1日から30日までは、東京都のHIV検査・相談月間です。 コロナが流行っているから、HIVは感染するのを遠慮しておこうという考えは、おそらくウイルスの側にはないでしょうから、コロナの流…

AIDS2022はモントリオールでハイブリッド開催 エイズと社会ウェブ版570

1996年以降、隔年開催となっている国際エイズ会議。今年はお休みの年ですが、早くも来年のAIDS2022(第24回国際エイズ会議)の開催日と開催都市が国際エイズ学会(IAS)から発表されました。 期間は2022年7月29日から8月2日まで。開催都市はカナダのモントリ…

6月はHIV検査・相談月間だけど 東京都エイズ通信第165号

メルマガ東京都エイズ通信の第165号(2021年5月28日)が配信されました。今年に入ってから5月23日までの新規HIV感染者・エイズ患者告数は以下の通りです。 ************************************ ● 令和3年1月1日から令…

エイズに関する国連総会ハイレベル会合スケジュール概要 エイズと社会ウェブ版569

6月8-10日にニューヨークの国連本部で開催定の『エイズに関するハイレベル会合』のスケジュール概要が国連合同エイズ計画(UNAIDS)の特設サイトで公開されています。2016年のHIVとエイズに関するハイレベル会合と国連総会で国連の全加盟国が約束した高速対…

『大観衆はどこにいる』 エイズと社会ウェブ版568

東京オリンピック・パラリンピックの開催(あるいは中止)をめぐる議論が煮詰まってきましたが、まだ公式な結論は出ていません。 個人的には私は無観客開催を目指してほしいと思っています・・・ということで、現代性教育研究ジャーナルの連載 Oneside/Nosid…

『COVID-19を最後のパンデミックに』(WHO独立委員会報告) エイズと社会ウェブ版567

いまはコロナパンデミックの真最中ですね。したがって、「予想された事態だったのに、なんで準備しておかなかったのだ」などと言って、混乱に拍車をかけても仕方がないのかもしれません。当面の対応に最善を尽くすことが先決です。 それでも、こういう時じゃ…

「キーポピュレーションの重視を」 国連ハイレベル会合に向けアジア太平洋地域から提言 エイズと社会ウェブ版566

6月8-10日の「エイズに関する国連総会ハイレベル会合」に向けて、アジア太平洋地域のキーポピュレーションによる6つの域内ネットワークと各国のHIV/エイズ関連NGOが共同声明を発表しました。12項目の提言を中心とする声明の内容は、取りまとめの中心となった…

緊急ウェビナー『米国・バイデン政権がコロナ・ワクチンの特許免除を決断!』(参考情報)

日本では子供の日であり、連休最終日でもあった5月5日、米通商代表部(USTR)のキャサリン・タイ大使(通商代表)による注目すべき発表がありました。新型コロナウイルス感染症COVID-19のワクチンについて、米国政府が世界貿易機関(WTO)のTRIPS協定(知的…

ビジュアル・エイズの創設者、パトリック・オコンネル氏のご冥福を祈ります(UNAIDS) エイズと社会ウェブ版565 

ビジュアル・エイズの創設者の一人(founding director)で、レッドリボンプロジェクトの中心的人物だったパトリック・オコンネル氏が亡くなり、国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトに《UNAIDS is saddened by the death of Patrick O’Connell, the fo…

ハイレベル会合に向けた国連事務総長報告(UNAIDSプレスリリース) エイズと社会ウェブ版563(の続き)

エイズに関する国連総会ハイレベル会合(6月8-10日)に先立ち、国連のアントニオ・グテーレス事務総長が総会に提出した報告書『不平等の解消に取り組み、2030年のエイズ終結に向けた軌道に戻る』については当ブログでも4月30日付で紹介しました。「こういう…

 HIV感染報告減少の意味 TOP-HAT News第152号(2021年4月) エイズと社会ウェブ版564

厚生労働省のエイズ動向委員会はかつて、毎月開催でしたが、それが隔月開催、四半期開催(3カ月に1回)と頻度が下がっていき、いまは年2回開催になっています。あまり目先の数字に一喜一憂してもしょうがないので、個人的には四半期開催程度がいいのではない…

新規HIV感染報告が昨年同時期と同数に 東京都エイズ通信第164号

メルマガ東京都エイズ通信第164号(2021年4月30日発行)が配信されました。今年に入ってから4月25日までの新規HIV感染者・エイズ患者報告数は以下の通りです。 もう5月1日なので、2021年も3分の1が過ぎちゃったことになりますが・・・。 *********…