本日付SANKEI EXPRESS紙に掲載されたコラム【鎌倉海びより】の119回目です。
原稿の端々にも、並々ならぬ決意が・・・にじみ出て来ないか。
【鎌倉海びより】119 今回は何としても消防署
http://www.sankeibiz.jp/express/news/151222/exg1512221000001-n1.htm
数字の語呂合わせで恐縮だが、この連載もついに119回を迎え、今回は何としても消防関係の写真を撮りたいと考えた。海と消防…。鎌倉消防署の所在地は若宮大路に面した海岸橋交差点の南東角。
海には近いが、海岸までの距離は少しある。残念ながら私の技量では、消防署と海の両方を入れたショットなど望めない。
とはいえ、ものごとには何でも裏があるというか…。交差点から少し東に入り、滑川にかかる海岸橋から河口を望む。川の右手の高い通信アンテナのビルが消防署の背面です=写真。
この冬は太平洋の赤道付近で海水温の高温が続き、スーパーエルニーニョ現象などと呼ばれている。ゴジラエルニーニョというのもあるそうだ。気象庁の長期予報も暖冬…。写真を撮った12日の土曜日も日差しが強く、河口がまぶしかった。
そういえば、前日の11日は午前中の強い風雨がおさまった後、気温がぐんぐん上昇した。東京都心の気温は24度を超え、鎌倉も半袖で過ごせる陽気。太平洋のはるか南の海上では、その11日の午後に台風27号が発生したという。
翌日には台風のうねりが鎌倉沖にも届いたのか、いい波を求めてサーファーたちが続々と海岸に繰り出す。暖冬はサーファーだけでなく、年寄りにもうれしいのだが、汗ばむほどの陽気から一転して真冬に戻るような状態では、逆に体調も崩れがちだ。
年末年始はノロウイルスやインフルエンザなどの感染症の流行も気になる。体調管理には十分、気をつけ、睡眠もしっかりとって、乱調気味の冬を乗り切ろう。119にむりやり結びつけるような展開で、重ねて恐縮だが、それでも万が一、異変があったときには救急隊の皆さん、どうかよろしくお願いします。