日本エイズ学会学術集会・総会の会場で行われている世界エイズデーメモリアルサービスも今年で10回目を迎えます。
ただし、今年は第34回学術集会・総会が新型コロナの流行の影響でウェブ開催になったので、メモリアルサービスもウェッブでの実施になります。節目の年に残念ではありますが、その分、全国から参加しやすく、同時にメッセージを広く届けやすくなるという側面もあります。会期も11月27日(金)~12月25日(金)と大幅に長くなりました。ライブ配信は11月25~27日の3日間ですが、その後も動画へのアクセスが可能になるということですね。一つ一つのプログラムをじっくりと、受け止めることができるというのはウェブ開催の大きな利点というべきでしょう。
もう、締め切りまで何日もありませんが、第34回学会の運営事務局とメモリアルサービス運営有志が、メッセージを募集しています。
『今回、学会開催時に視聴していただくメモリアルサービスの動画を、作成することといたしました。匿名でのメッセージや動画・思い出の写真・歌の投稿を募集いたします。ぜひ、みなさまのご参加をお願いいたします』
募集期間は2020年10月1日(木)〜10月30日(金)です。
今週の金曜日までですね。気が付くのが遅れてすいません。詳細はこちらでご覧ください。
いくつもの悲しみに耐え、苦しい時期を潜り抜けてきたことはHIV/エイズ対策に携わってきた人が共有する強さであり、一見、強くなさそうなその強さこそが、メモリアルサービスを支えてきた(あるいは悲しみに支えられてきた)力でもあります。
今年のメモリアルサービス、ウェブ開催でますます貴重な機会になりそうです。
こちらは昨年、熊本で行われた第9回メモリアルサービスのポスターです。第10回のポスターは見つからなかったので、悪しからず。