イルファー釧路の名物ブログ『代表徒然草』で宮城島拓人代表が昨日の師走講演会について報告しています。私の中途半端な報告より、こっちの方がはるかにいいなあ・・・ということで、ぜひご覧ください。
《心の距離を密にすること(第17回イルファー釧路師走講演会報告)》
『HIVエイズがこの世に登場してから人類は多くの試練を与えられ乗り越えてきました(まだ途上ですが)。エイズがそうであったようにわからない事に対する恐怖が、偏見差別を生むのです。今のコロナも一緒です。だからエイズの歴史から学ぶべきことはあるに違いない』
まさしく、その通りですね。HIV/エイズ対策に関わってきた多くの人にとって、というか、少なくとも私には「よぉ~し、稲田青年に負けないぞ(負けるけど)」と元気が出てくる講演会でした。
『旅行もだめ、宴会もだめ、接待を伴う飲食もだめ、カラオケもライブもだめ。禁止することは簡単ですが、それは、HIV予防のためにセックスをするなと言っているようなもの。危険だから禁止ではなく、危険に繋がる状況をどう回避するか』
この時期に、このメッセージ。なかなか言えません。だからこそ貴重。
もちろん、著名な医師でもある宮城島代表は、感染予防対策として物理的に人と人との距離を離すことを否定しているわけではありません。でも、ダメなことを数え始めれば息が詰まる。できることを大切にしよう。繰り返しますが、この時期だからこそ『心の距離』は密にしたい。このメッセージは深いなあ。
『HIVであろうと、新型コロナであろうと、岩室先生も稲田先生も絆と信頼関係こそが大切であるということを実践しているのです』
タイミングをはかったように決まりました。