日本HIV陽性者ネットワークJaNP+の前代表である長谷川博史さんが、コミュニティセンターaktaのYoutubeチャンネルに登場したトークショー『長谷川さんが語る「HIVとゲイコミュニティ」』を観ました。聞き手のインタビュー陣が充実していることもあって、長谷川さんの魅力をうまく引き出しています。
個人的には、現代性教育研究ジャーナルの連載コラム One side / No side でも、前々から長谷川さんのことを取り上げたいと思いつつ果たせずにいました。そんなこともあって、さっそく・・・というか、かなり遅くなりましたが、2021年8月号(コラムとしては第52回)で、ようやく、それでも気分としてはさっそく、紹介させていただきました。
題して『長谷川さん、大いに語る』。
何の工夫もないタイトルで恐縮です。どうも、長谷川さんについて書こうとすると萎縮してしまって・・・。
なお、同じ2021年8月号には、ジャーナリストで作家の北丸雄二さんによる巻頭報告『トランスジェンダー恐怖を利用する トランプ政権の4年とその残滓』が掲載されています。
https://www.jase.faje.or.jp/jigyo/journal/seikyoiku_journal_202108.pdf
こちらは力のこもったレポートです。それでいて、複雑に絡み合った要素を丁寧に解きほぐし、分かりやすく説明しているのはさすが。煮え切らない解説調に流れることなく、歯切れがいいので、「ああ、そうなのか。そうだよね」と納得できます。北丸節はますます快調。近々、刊行されるというご著書も楽しみですね。ぜひ、お読みいただくことをお勧めします。あ、新著はまだ読んでいないので、とりあえず巻頭報告の方をどうぞ。