とまではいかないかもしれませんが、少なくとも個人的には齢70にしてこのような日々が訪れるとは思いませんでした。
ラグビーW杯初日(20日)の日本代表対ロシア代表戦を自宅観戦(テレビ中継)、昨日は東京・有楽町駅前のファンゾーンでオーストラリア対フィジー戦、夕方から用事をすませて都内某飲食店でニュージーランド対南アフリカ戦をたっぷり楽しみました。
そして本日は、再び自宅観戦モードに戻り、アイルランド対スコットランド戦、イングランド対トンガ戦を居ながらにしてはしご。こんな贅沢が許されるのだろうか。用事があって見られなかったフランス対アルゼンチン戦も好試合だったようですね。
ということで、W杯は滑り出しから好カードが続いています。開幕ダッシュで一気に盛り上げちゃおうという作戦は功を奏している印象ですね。テレビのニュースや特別番組にも取り上げられ、人生の中でこれほど濃密にラグビー情報に接した3日間はたぶんなかったし、これからももうないでしょう。
本日の試合で激突したアイルランドとスコットランドは、日本と同じ予選プールA組です。日本代表が目標の決勝トーナメント進出を果たすには、ロシア、サモアを含めた5チームの中で2位以内に入らなければなりません。それには少なくとも予選プールを3勝1敗、つまりアイルランドとスコットランドのどちらかには勝たなければならない。
その意味でも注目の一戦でしたが、日本が次(28日)に戦うアイルランド、恐ろしく強かったですね。ワールドカップ2019公式サイトのニュース欄を見ると、『アイルランド完勝』の見出しで、『アイルランドが凄まじい闘志で押しまくり、スコットランドに予想以上の大差で完勝した』と報じています。
確かに・・・。スコットランドの得点はPGの3点だけで、ついにトライを奪うことはできませんでした。アイルランドのあの骨太、肉厚のFWに対抗するのは並大抵のことではありません。ジャパンが勝てるかなあ・・・とついつい弱気になってしまいます。
ある程度、予想していたことではありますが、戦略的には10月5日のサモア戦に必勝を期し、プール最終戦のスコットランド戦(10月13日)に賭けるという展開を想定しておいた方がよさそうです。
もちろん日本代表にはアイルランド戦にも必勝を期してほしい。ほしいけれど、ここで一つ負けたらすべてが終わりというわけではない!という計算も(少なくとも応援団としては)頭の片隅に入れておこう。
こうなると、プールAでまだ試合がないサモアの実力が気になります。今度の火曜日(9月24日)のロシア対サモア戦、これも見逃せませんね。夕方から予定が入っているのだけれど、困ったなあ・・・。