減少を期待したい。でも、現状はまだ分岐点のままかなあ  

 

 メルマガ「東京都エイズ通信」の第122号が発行されました。毎月発表されているHIV感染者・エイズ患者報告数の速報は以下の通りです。前の月と比べると増えたり、減ったりを繰り返しながら推移しているようですね。報告ベースとはいえ、こうした状態から推測すれば、新規感染も横ばいなのかなあ(つまり顕著に減少しているわけではない)という印象です。

 

archives.mag2.com

 

● 平成2912日から平成291029日までの感染者報告数(東京都)

  ※( )は昨年同時期の報告数

 

HIV感染者           310件  (305件)

AIDS患者             79件  ( 89件)

 合計                  389件  (394件)

HIV感染者数は昨年同時期と同程度、AIDS患者数は昨年同時期を下回っています。

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 1116日からスタートする東京都エイズ予防月間のテーマも載っています。

『私たちにできる事』

期間中の東京都主催イベントやポスターはこちらをご覧ください。

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/kansen/aids/yobo_gekkan/whats_yobo_gekkan.html

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いろいろと工夫はしているので、流行が減少に転じることを期待したいけれど、現状は依然、横ばい状態が続いています。再び拡大に転じる懸念もなしとはしない・・・とシビアに受け止め、努力を続けていくべきでしょう。