強く、速く、そして抜け目ない オールブラックス圧勝

 W杯準々決勝、初日の2試合は、どちらも点差の開いた試合になりました。
 
 イングランド 40 - 16 オーストラリア
 ニュージーランド 46 - 14 アイルランド
 
 2試合ともテレビで中継があったので、自宅で観戦でき、うれしくはありましたが、予想外の大差に肩透かしを食ったような気分でもあります。
 それにしてもオールブラックスの強さはすさまじかったというか、あきれたというか。強く、速く、そして抜け目ない。 

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 アイルランドはやることなすことうまくいかず、自らリズムを崩していった印象でしたが、それもニュージーランドのディフェンスの圧力が強かったからでしょうね。
 明日の試合はどうなるのか。日本は南アに勝てるのか。一方的な試合になってしまうリスクは当然あります。しかし、競り合う展開に持ち込むことももちろん期待できる。
 9月6日のテストマッチは大差の試合になってしまいましたが、姫野選手はケガで試合登録メンバーにも入っていなかったし、福岡選手も開始早々に退場してしまった。堀江選手や田中選手もいなかった。
 ケガの功名といいますか、南アにしてみれば、それは勝利の方程式の不確定要素となります。ジャパンのゲームプランの中には、南アの方程式を裏切る動きが埋め込まれているかもしれない。いや、きっと埋め込まれているに違いない。これはひょっとすると、ひょっとするかもしれませんね。