掲載時期がたまたま総選挙の真っ最中になってしまいました。意図したわけではありませんが、現代性教育研究ジャーナルの連載コラム One Side/No sideの7回目《「アジェンダ2020」に向けて》は東京五輪関連の話題です。
《前回も紹介した7月9日の『性的マイノリティとトイレフォーラム~安心快適のトイレ環境を目指して~』では、企業がいまトイレ環境の改善に熱心な理由として「2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催」に言及する場面が何度かあった》
どうしてなのか・・・ということで、調べてみると話は2014年12月のオリンピック憲章改正にさかのぼり、さらにその年の2月にロシアで開かれたソチ冬季五輪も関係してきます・・・、おっと、詳しくはコラムをご覧ください。
日本性教育協会の公式サイトで現代性教育研究ジャーナルNo79(2017年10月15日発行)のPDF版がダウンロードできます。
コラムのタイトルに出てくる「アジェンダ2020」は『オリンピック運動の将来に向けた戦略的工程表』で、2014年のIOC総会でオリンピック憲章の改定と合わせて採択されています。
「20+20の計40項目」からなる提言なので「アジェンダ2020」と名付けられたようなのですが、日本の五輪関係者には、どうしても「2020までに」という心理的なプレッシャーがかかってくるのでしょうね。ま、感じない人もいるかもしれないけど・・・という話を始めると、選挙の行方にも微妙にかかわってくるかもしれないので、本日の前口上はこのあたりにしておきましょう。