メルマガ東京都エイズ通信の第119号が発行されました。今年に入ってから7月30日までの新規HIV感染者・エイズ患者報告件数は272件で昨年同時期より10件多くなっています。
6月末段階では昨年の方が18件多かったのですが、逆転しました。とくにHIV感染者報告数がこの1か月で45件も増えています。早期検査の呼びかけに応じて、感染の高いリスクにさらされている人たちが積極的に検査を受けるようになった・・・のかどうか、1か月単位の増減だけでは即断できませんね。もしかすると報告の時期のずれのようなものがあったのかもしれないし、何か他の要因があるのかもしれません。
あるとすれば、それはどんなものなのか。数字だけ見て、ああでもない、こうでもないといってもしょうがないとは思いますが、どうなんでしょうか。
平成29年1月2日から平成29年7月30日までの感染者報告数(東京都)
※( )は昨年同時期の報告数
※( )は昨年同時期の報告数
HIV感染者数は昨年同時期を上回り、AIDS患者数は昨年同時期を下回っています。