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『キャンペーンテーマを乗っ取ろう』・・・ エイズと社会ウェブ版269

 というぐらいの気迫で参加していただけると、それはそれで嬉しいし、どちらかというと気迫は希薄で、そこまで構えなくてもと思っている人も、もちろん気楽にご参加いただけます。
 毎年12月1日の世界エイズデーを中心に展開される国内啓発キャンペーンのテーマは公益財団法人エイズ予防財団が候補案を厚生労働省に提案し、厚労省が決定します。
 それならば、少なくともその候補案の策定プロセスは、HIV/エイズ対策のさまざまな現場に身を置く人たちの「いまこのメッセージを伝えたい」という実感がきちんと反映されるものにしたい。そして、わくわく楽しくなるようなメッセージを生み出したい。

 世界エイズデーのキャンペーンテーマをテーマにしたフォーラム(ややこしいね、でも実体はシンプル)は、そうした願望に基づき2010年から続けられています。コミュニティ主導の発想に「それいいじゃないの」と厚労省も乗ってくれました。あえて宣伝はしないけど(えっ、してる? ま、とにかく)英断だと思います。
 とはいえ、振り返って見れば今年で8回目であります。正直なところ、初期の新鮮さが少し薄れてきたといいますか、参加者がやや下降気味であることは否めません。比較の問題ですからあくまで「少し」であり、「やや」ではあります(つまり、最初からそう多くはなかった)。
 でも、こういうときこそ、めげず!途切れず!諦めず!の持続三原則に立ち返りましょう。今年は第31回日本エイズ学会学術集会・総会と同じ2017年11月24日(金)~26日(日)にコミュニティ主導のTOKYO AIDS WEEKS(東京エイズウィークス)メインイベントが東京・中野で開かれます。エイズ学会の直近の会場です。明らかに連動しています。快挙です(ほめちぎって、ポスター、便乗します)。

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 知らないから不安が募る。沈黙はつまり死である。まさにその通りですね。キースの(なれなれしいね)メッセージはいまもばりばりに通用する!と私は思う。HIV/エイズという困難な病気の流行と闘うには、医学の進歩が不可欠です。でもね、同時にその進歩によって得られた成果を必要としている人たちに支障かつ遅滞なく届けられるような社会的対応と支援がなければ、進歩は成果になりません。

 治療の進歩がこれほど喧伝されながら、2010年以降、世界の成人のHIV感染は減少せずに横ばいの状態を保ったままです。「T as P」 が医学にまかせろと言い張っている限りこの壁は崩せません(と私は思う)。
 医学か、社会か、ではなく、どっちも大事。そこのところがうまく伝わるメッセージがいまこそ必要なんだけどねぇ・・・ということで、まずはキャンペーンテーマだ、今年はどうする?という議論から積極的に(あるいはそれほど積極的ではないけど、なんとなくという人もそれなりに)ご参加いただくようよろしくお願いします。
 入場無料。見返りは・・・何もないけど、充実感はあると思う(たぶん)。フォーラムには参加できないという方は、ネットでの意見提供も可能ですのでご検討ください。以下、お知らせです。


世界エイズデー」キャンペーンテーマフォーラム『一緒にテーマを考えよう』
日時:5月20日(土)午後5時~6時半
場所:コミュニティセンターakta(東京都新宿区新宿2-15-13、第二中江ビル301)
参加費:無料(充実感あり)
詳細はこちらで
 http://api-net.jfap.or.jp/lot/2017camp_theme.html