待ちかねて 二月の桜 路地巡り

 二月は逃げ、三月は去る・・・コロナも一緒に去ってくれるといいのですが、そうもいかないようです。辛抱強く、感染の機会を減らしていきましょう。社会の動きを止めてしまわないことは感染対策上も大切です。

 感染拡大の動きをとりあえず止める措置として、緊急事態宣言は必要だったと思う。多くの(おそらくは大多数の)人が「これはまずいなあ」と感じて様々な行動を控える。その効果が大きいことは今回もまた、確認されました。

 ただし、それはあくまで緊急の対応です。長続きはできない。去年の春から指摘されている「ハンマー&ダンス」ですね。ひとまずガツンとやって動きを止める。ある程度、抑えが効いたら、あとは大きくアウトブレークしないように社会を動かしつつ必要な対策をとっていく。ハンマーはその最初の一撃ではありますが、肝心なのはその後のダンス期をうまくコントロールしていけるかどうかです。いよいよこれからですね。

 自粛、自粛といっても、ずっと我慢し続けることはできません。外にも出たくなります・・・ というわけで、長い前置きは外出の単なる言い訳でした。2月最後の日、明るい日差しに誘われて、長谷の路地裏散策に繰り出すと・・・。

 鎌倉で最も古い神社である甘縄神明宮。石段の両脇に咲くのは梅かな?もう少し近づいてみましょう。 

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 早咲きの玉縄桜でした。鎌倉市内の旧玉縄村にある県立大船フラワーセンターで品種改良の結果、生まれた鎌倉生まれの桜です。

 

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 淡いピンクの花が特徴で、もうもうほぼ満開という感じでした。

 長谷商店主有志の会のサイト「はせのわ」をみると、甘縄神明宮は《710年行基が草創し、豪族の染屋時忠が建立した、鎌倉で一番古い神社といわれており、長谷の鎮守です》と紹介されています。 http://hasenowa.com/spot/144/

 せっかくだから石段を上がって、お参りをしてきました。振り返ると・・・

 

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 由比ガ浜沖の海が見えます。今年は丑年。モ~、2カ月過ぎちゃったけど、だんだん良くなる年であってほしいなあ。それにしても、おじさんは相変わらず話が長いし、受けないダジャレも多い。反省。