うっぷんも中ぐらいなり夏の海 (一部訂正あり)

 猛暑続きの日々が一段落し、夜風が少しひんやりする中で、うっぷん花火が昨夜(8月31日夜)、華々しく打ち上げられました。
 個人的には会場が江ノ島と逗子(訂正、逗子ではなく葉山でした)だったのが少し残念。由比ガ浜の海岸に近い某集合住宅3階屋上で、待機しましたが、葉山の花火が山の端にちらっと見えた程度で、かすかに不発感をかかえつつ、何もなかった2020年の私の夏はフィナーレを迎えました。

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 夕方から東北の空がにわかにかき曇り、暗雲垂れこめる状態でしたね。この夏は最後までたたるかと、嫌な予感もしましたが、雨は時折、ポツリ、ポツリ程度で何とか持ちこたえ、海の家関係者の皆さんのうっぷんも支障なくはらされたようです。まずはよかった。

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 由比ガ浜茶亭組合の増田元秀組合長によると、うっぷん花火のようすは公式サイトの見逃し配信で(頭から20分は先送りして)たっぷり見ることができるし、特別編集版の配信も予定されているようです。見逃した方は公式サイトでご覧ください。
 

shonan-hanabi2020.sos.gr.jp


 ベースラインがここからなので世の中、あとはどんどんよくなるぞ・・・とは、残念ながら政局の動きを見てもあまり期待できませんね。でも、もともと日本は素晴らしい政治指導者に恵まれなかったから、なんとかここまでこぎつけたという面があります。危機の時代の英雄待望論みたいなメンタリティには極力、耐性を有していたい。
 すかっとではなく、ほどほどにうっぷんをはらし、それぞれの人が、心ならずもしっかりしなきゃあと、ついつい思ってしまう。諸外国からみるとどうにも理解しがたいこの中途半端感、意外に大切かもしれません。

 来年の夏はどんな世の中になっているのか、その前にまず、年寄りはこの冬を乗り切らなくては。