すれ違う 自粛の渚 人の距離

 天気予報では、関東地方の猛暑も今日までということでしたね。それなら・・・というわけでもないのでしょうが、8月22日(土)の鎌倉は海も砂浜も大変な人人人でした。  

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 由比ガ浜の海岸です。もうそろそろ夕方の5時ですが、人が引く気配はありません。ま、この事態は当然予想されていたことですね。

 今年は海水浴場が開設されておらず、遊泳は禁止ですけど、そう言われて、はいはい、と引き下がるほど大衆は従順じゃないよね。そんなことは実は、七人の侍の昔から分かっていることであります。でも、為政者としては何か対策をとっているかたちがほしい。

 いまさら憎まれ口をたたいても始まりませんが、最近はがっかりすることが結構多い。滑川の河口には材木座由比ガ浜を結ぶ木橋もかからなかったし・・・。

 つい2、3年前まで、滑川河口の海の家には『めぐり逢いの夏』という昭和レトロの大看板が出ていました。現実から大きく外れ、その分、妙にしゃれた気分を醸し出していたあの看板も、いまになってみれば懐かしい。♪みんな何処へ行った~。

 今年はめぐり逢いにかわり、何かにつけて政策と現実のすれ違いが多い夏でした。まだ終わっていないけど。