現代性教育研究ジャーナルの連載コラム『多様な性の行方』の第34回(2020年2月15日)です。No107(2020年2月15日)の10ページに掲載されています。
オーストラリア女子ハンドボール代表のハンナ・マウンシー選手については、連載第29回で紹介したことがあります。当ブログでもご覧いただけます。
今回はその続報です。オーストラリアチームが女子ハンドボール世界選手権の出場権を獲得できたのは、マウンシー選手の活躍があったからです。
ところが、昨年12月に熊本で開かれた世界選手権には、マウンシー選手の姿はありませんでした。
私は開幕の前日まで熊本市内で開かれていた日本エイズ学会学術集会・総会に出席していたのですが、熊本でもマウンシー選手の話題はさっぱり出てこない。どうしたのだろうと思っていたら、本番では代表に選考されていなかったのですね。
その経緯については連載第34回『ゴールなき闘いは続く』をご覧ください。タイトルは『ゴールめがけてボールを投げ込む機会が失われたとしても、私にとってそれは小さな犠牲に過ぎません』というマウンシー選手の言葉から取りました。