海晴れて 稲村ケ崎 冬の富士

 寒い、寒いと言われていたわりには穏やかなお天気でしたね。ぽかぽか陽気に誘われて稲村ケ崎に繰り出しました。元日には雲に隠れて見えなかった富士山に再チャレンジしよう・・・。

 

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  見えました。江の島、富士山、そして七里ガ浜。空には雲。ただし、ご覧の通り、富士山はかなりかすんでいます。もう昼過ぎだからしょうがないか。アップにすればもう少し、はっきりと・・・。

 

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 あまり変わりませんね。午後は海から水蒸気が上がってくるのでしょうか。

いいことは それなりにある 年はじめ

 明けましておめでとうございます。2018年が波乱の年になるということはたぶん免れないだろうし、元日のお天気に過剰な予測をしても仕方がないのですが、鎌倉はことのほか暖かく、穏やかな年明けとなりました。

 

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 こりやぁ、鶴岡八幡宮は大変な人だぞと思い、初詣は坂ノ下の御霊神社に繰り出しました。小さな石段を上がり、江ノ電の踏切を渡ってお参りします。

 

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 武勇で知られる鎌倉権五郎景政をまつる神社です。鎌倉七福神の福禄寿もこちら・・・。

 

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 富士山が見えるかも・・・と思って、帰りは少し遠出をして稲村ケ崎に回りましたが、午後はもうかすんでしまってダメですね。午前中は寝ていたし、寒さに震えて夕方まで待つ根性はすでにないし、ということで早々に退散。

 

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 由比ガ浜を望む海岸の道。波けしブロックの先端では・・・。

 

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 ウミウが日向ぼっこをしています。

 

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 この海を独り占め。寒さを感じさせないところがエライ(え、感じさせる?)。富士山はお預けになってしまったけれど、いいことはそれなりにある!と勝手に満足して老夫婦は家路を急いだのでした。今年も皆さん、よろしくお願いします。

年越しそばの後は、年明けうどんで温もるか・・・ 鎌倉年の瀬散策2

 鎌倉の初詣といえば、鶴岡八幡宮ですね。お参りする人は毎年200万人をこえるということです。 

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 おっと、こちらは材木座の元八幡。康平6年(1063年)に源頼義前九年の役の後で陸奥から京に戻る途中で鎌倉に立ち寄り、建てた神社だそうです。あまり知ったかぶりをしているとすぐにボロが出そうなので、蘊蓄はなるべく控えておきましょう。でも、ちょっとだけ。

 この場所は由比郷鶴岡と呼ばれていたそうで、頼朝が治承4年(1180年)にこの神社の社殿を現在の鶴岡八幡宮の場所に移したので、元八幡と呼ばれています。ま、鶴岡八幡宮の元祖といったところでしょうか。

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 住宅街の細い参道を少し歩くと、境内はこんな感じ。ひっそりとしたマイナー感が個人的にはいいなあ・・・。近くには芥川龍之介が住んでいたこともあるそうです。
 ところで、おじさんは本日、何をしていたかといいますと、例によって大したことはしていません。午前中、材木座の海岸に近い魚屋さんに大遠征を敢行してお刺身を買い、その後で由比ガ浜通にある地元の製麺所直営のラーメン店「麺好み」の店先で年越しそば(もちろんラーメンではなく、鎌倉製の日本そばです)を購入し・・・その途中でちょっと元八幡に寄り道したわけですね。
 参考までに付け加えておくと、「麺好み」のラーメンはさっぱり系で捨てがたい魅力があります。さすが製麺所直営とあって、麺は細麺、平切りなど何種類かの中から選ぶことができます。
 年越しそばの後は御成商店街の酒屋さんで菊正宗の樽酒を4合瓶に入れてもらって購入し、さらに帰宅の途中には・・・。

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 こちらは今年の夏、由比ガ浜通りにオープンしたばかりのうどん屋さんです。年越しがそばなら、こっちは年明けだ、ということでしょうね。その意気やよし。つい先日、温玉肉うどんを食べたら、関西風のだしで、これまた捨てがたい魅力。初詣帰りの方たちが、ちょっと暖まりたいなと思う辺りにあるので、年明けうどんもけっこう繁盛しそうな感じがします。
 ・・・とりとめもなくあれこれと書いているうちに2017年もついに終わってしまいます。今年はなぜか、大みそかになって自分がずいぶん疲れていることに気が付きました。風邪ひいたかな。年をまたいで寒さが続きます。皆さん、体に気を付けて、よいお年を。

2017年を振り返る TOP-HAT News 第112号

 いろいろあった2017年も間もなく最後の1日。どんな1年だったのか。TOP-HAT Newsの2017年最終号で振り返ってみましょう。

 

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        第112号(201712月)

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TOP-HAT News特定非営利活動法人エイズソサエティ研究会議が東京都の委託を受けて発行するHIV/エイズ啓発マガジンです。企業、教育機関(大学、専門学校の事務局部門)をはじめ、HIV/エイズ対策や保健分野の社会貢献事業に関心をお持ちの方にエイズに関する情報を幅広く提供することを目指しています。

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エイズ&ソサエティ研究会議 TOP-HAT News編集部

 

 

◆◇◆ 目次 ◇◆◇◆

 

1 はじめに 2017年を振り返る 

 

2 第22回国際エイズ会議参加登録受付開始

 

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1 はじめに 2017年を振り返る

 世の中はどうなっちゃうのかと、はらはらしながら過ごしてきた2017年もいよいよ年の瀬を迎えました。もちろん、年が改まっても波乱含みの世界情勢は続くでしょうし、日本の先行きもなかなか見通せません。HIV/エイズの流行にも当然、様々な変動要因があります。予定調和ではすまないぞ、という程度のことは覚悟しておかなければならないでしょう。新たな変化と変動に備える意味でも、2017年はどんな年だったのかを改めて振り返っておく必要がありそうです。

 

1月】エイズ予防指針の議論本格化

感染症法に基づくエイズ予防指針と性感染症予防指針の改定に向けた厚生科学審議会感染症部会のエイズ性感染症に関する小委員会が123日に第2回会合を開きました。前年12月に発足した小委員会は4月までに計4回の会議を開催して指針改定案をまとめ、厚労省パブリックコメントの募集を経て、改定の大臣告示に向けた作業に移っています。今回の委員会はHIV陽性者が委員に含まれず、参考人として出席するにとどまるなど、GIPAHIV陽性者のより積極的な参加)という国際的原則からすると議論の進め方については後退するかたちになりました。

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei.html?tid=403928

 

2月】最後のスカラシップ報告会

 201611月の第30回日本エイズ学会(鹿児島)にHIV陽性者参加支援スカラシップで参加した人たちの報告会が219日、東京で開かれました。このスカラシップ制度は2006年の第20回学会(東京)で創設され、以後10年にわたって継続しましたが、第30回学会が最後になっています。したがって、報告会もこの時が最後となりました。スカラシップの意義や終了に至る経緯についてはTOP-HAT News102号(20172月)でも報告しています。

 http://asajp.at.webry.info/201702/article_4.html

 終了は残念でしたが、今年11月の第31回学会では、その趣旨を引き継ぐプログラムとして「ポジティブトーク」というHIV陽性者のセッションが設けられ、大きな成果を上げています。

 

3月】U=Uキャンペーン

 米国内を中心に著名なHIV/エイズ研究者やエイズ対策団体、HIV陽性者支援団体などが賛同して20167月に発表されたコンセンサス声明『ウイルス量が検出限界以下のHIV陽性者からのHIV性感染のリスク』が日本でも次第に注目を集めるようになりました。

https://www.preventionaccess.org/consensus

 『抗レトロウイルス治療(ART)を受け、血液中のウイルス量が6カ月以上、検出限界以下となっているHIV陽性者(PLHIV)からのHIV感染のリスクは存在しないと見なせる』としており、U=Uキャンペーン(注)の根拠になっています。

(注)Undetectable(検出限界以下)ならUntransmittable(感染はしない)というメッセージを広く伝え、HIV陽性者に対する偏見や差別の解消を目指すキャンペーン。

 

4月】『力強い科学、果敢なアクティビズム』

 国際エイズ学会(IAS)の年次書簡は2017年のかなり早い時期にIAS公式サイトで公表され、4月にはAPI-Netエイズ情報ネット)で日本語仮訳のPDF版が紹介されています。

 http://api-net.jfap.or.jp/status/world.html#a20170428

『力強い科学、果敢なアクティビズム』はそのタイトルです。本文では『エイズ運動の歴史はクライアントと保健医療従事者、アクティビストと政策決定者、研究者とコミュニティの間の協力の物語です。協力することこそがスティグマと差別と排除に終止符を打つ唯一の方法です』とも書かれています。

 

5月】 メインビジュアルにキース・へリング氏の作品

 東京エイズウィークス2017のメインビジュアルがキース・へリング氏の作品『SilenceDeath』に決まりました。

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 http://aidsweeks.tokyo/

見ざる・聞かざる・言わざる」の三猿をモチーフにしたこの作品は、エイズ患者の権利を訴えた団体アクト・アップのために へリング氏が1980年代に制作したポスターで、エイズに対する当時の政府や社会の無関心を警告しています。

東京エイズウィークス2017は、11月の第31回日本エイズ学会学術集会・総会と会期をあわせ、メインのイベントが112326日に東京・中野で開催されました。

 

6月】 HIV.govに変わった理由

 米国政府のHIV/エイズ啓発サイトAIDS.govの名称が、65日付でHIV.govに変わりました。65日は36年前の1981年にエイズの最初の公式症例が公表された日です。

 https://www.hiv.gov/

 プレスリリースによると、変更の理由は以下の2つだということです。

 ・治療の進歩でエイズを発症していないHIV陽性者の方が、エイズを発症している人より多くなった。

 ・サイト検索のサーチは「AIDS」より「HIV」で行う人の方が圧倒的に多い。

 

7月】『UPDATE! エイズのイメージを変えよう』

 2017年の世界エイズデーに向けた厚労省エイズ予防財団主唱の国内啓発キャンペーンのテーマが『UPDATE! エイズのイメージを変えよう』に決まりました。

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 http://www.ca-aids.jp/theme/

治療の進歩を踏まえて「エイズのイメージ」を更新し、新たな予防や支援の枠組みを構築していこうというメッセージです。中でも予防や治療の普及を妨げる社会的な偏見と差別の克服、そして誤解の解消は、最重要の「アップデート」対象とされています。

 

8月】報告の横ばい状態続く

 厚労省エイズ動向委員会が830日に開かれ、2016年の新規HIV感染者・エイズ患者報告数の確定値が発表されました。エイズ予防情報ネット(API-Net)に年報が掲載されています。

 http://api-net.jfap.or.jp/status/index.html

 2016年の年間報告数の合計は1448件で、この10年、ほぼ1500件前後で推移してきた「報告の横ばい状態」が依然、続いています。

 これまで年4回、開催されていた動向委員会は2017年から年2回開催に変わりました。横ばい状態の継続を考えると、当然の変更ではありますが、HIV感染の動向に変化があったときにいち早くその変化を察知するには、委員会による動向把握とあわせ、さまざまな立場からの研究や分析が必要になります。

 

9月】年間75ドルで最新抗レトロウイルス治療

 インテグラーゼ阻害剤のドルテグラビルを含めた最新の抗レトロウイルス治療(ART)用の合剤をジェネリック薬で供給するための国際合意が多数の関係機関の間で成立し、921日に国連総会開催中のニューヨークで発表されました。プレスリリースによると、南アフリカケニアなど90以上の低・中所得国で2018年から患者一人当たり年間75ドルで使用できるようになるそうです。

 http://www.ca-aids.jp/features/186_retrovirus.html

 

10月】HIV検査サービスに関する WHOUNAIDS声明

『新たな機会と 継続的な課題』と題された声明が828日、世界保健機関WHO)と国連合同エイズ計画(UNAIDS)から発表されました。HIV検査の普及は国内でも急務とされているだけにこの声明は日本にとっても重要です。エイズ予防情報ネット(API-Net)には103日、日本語仮訳のPDF版が掲載されました。

http://api-net.jfap.or.jp/status/world.html#a20171003

声明は検査普及に向けた2大原則として『人権の重視』と『公衆衛生アプローチ』をあげ、『義務的もしくは強制的検査は推奨しない』と明記しています。

 

11月】You tubeでインタビュー動画を配信

 『未来へつなぐケアと予防 Living Together』をテーマにした第31回日本エイズ学会学術集会・総会が1124日から26日まで中野サンプラザで開かれました。会場で収録された講演者らのインタビュー動画は、You tubeで配信。学会終了後も引き続きFacebookで見ることができます。 

www.facebook.com

 

12月】変わる世界 代わる指導者

 HIV/エイズ対策の観点からも、2017年は世界の指導者が交代した年として記憶に残りそうです。1月には米国の大統領がバラク・オバマ氏からドナルド・トランプ氏に代わりました。国連事務総長には元ポルトガル首相で、国連難民高等弁務官も務めたアントニオ・グテレス氏が就任しました。7月にはエチオピア・テドロス・アダノム・ゲブレイサス元外相が世界保健機関WHO)の新事務局長となり、世界エイズ結核マラリア対策基金(グローバルファンド)理事会は11月、空席だった事務局長に元銀行家のピーター・サンズ氏を選びました。サンズ氏の就任は来年3月です。

 

 

2 第22回国際エイズ会議参加登録受付開始

Breaking Barriers Building Bridges”(壁を破り、橋を築こう)をテーマにした第22回国際エイズ会議(AIDS2018)は2018723日(月)から27日(金)まで、オランダのアムステルダムで開かれます。そのオンライン登録受付が世界エイズデー2017121日(金)から始まりました。Early Registrationの締め切りは2018215日(木)です。詳しくはAIDS2018公式サイトでご覧ください。

http://www.aids2018.org/

 

大丈夫、妖怪はめったに出ません 鎌倉年の瀬散策

 年の瀬寒波で今日も寒いぞ!と身構えつつ外出・・・あれ? 意外にあったかいね。風がないせいかな。民家の庭先でも、青空をバックに夏ミカンが光り輝いています。

 

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 ということで、老人性散策にはまずまずの日より。あわただしい街の様子をしり目に、鎌倉駅前から少しぶらぶらしましょう。

 

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 こちらは正月三が日の初えびすと10日の本えびすに向けて、提灯の準備も整った本覚寺境内。商売繁盛、頼んまっせ。

 

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 妙本寺では門松の脇に除夜の鐘がつけますというお知らせ看板。あ、そういえば妙本寺だけでなく、鎌倉にはけっこう除夜の鐘がつけるお寺がたくさんあります。いま紹介したばかりの本覚寺もそのひとつですね。どこへ行けばつけるのか。鎌倉観光協会の鎌倉INFOに案内が載っています。 

【鎌倉市内】年末年始の市内情報 | 鎌倉INFO | 鎌倉市観光協会

 妙本寺脇の路地を曲がって南へ少し歩くと、厄除けで有名な八雲神社です。地元感たっぷりといいますか。初詣には昇殿して参拝できます。

 

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 映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』では、町中に魑魅魍魎(ちみもうりょう)が出没している印象でしたが、もちろん現実の鎌倉は違います。めったに出てきません。私も鎌倉で暮らし始めてからかれこれ10年になりますが、実際に出くわしたのは、せいぜい2回か3回かな。いい奴も多いので安心しておいでください。

 

年間を通じて横ばい傾向 東京都の新規HIV感染者・エイズ患者報告

 

メルマガ「東京都エイズ通信」の第124号が発行されました。

archives.mag2.com  毎月発表されているHIV感染者・エイズ患者報告数の速報は以下の通りです。年間を通して横ばいの傾向でした。

    

平成2912日から平成291224日までの感染者報告数(東京都)

  ※( )は昨年同時期の報告数

HIV感染者           361件  (356件)

AIDS患者                96件   (95件)

合計                  457件  (451件)

 HIV感染者数、AIDS患者数ともに昨年同時期と同程度になっています。

   ◇

 ・・・ということでありまして、集計は24日までとなっているので、今年もあと少し残っています。参考までに東京都のエイズニューズレターNo.165号に掲載されている昨年(2016年)の年報を見ると、年間の報告数はHIV感染者367件、エイズ患者97件で、合計464件でした。今年はそれをわずかに上回る程度になりそうです。 http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/kansen/aids/newsletter.files/NL_No.165.pdf

 

 何回も書いてきましたが、この横ばい状態をどう見るのか。ここから減少の傾向に向かうのか、それとも反転して再増加の軌道をたどるのか。私には分かりませんが、漠然とした感触としては厳しい見方をしておくべきではないかと感じています。T as Pの効果には期待をかけたいと思うものの、その基盤となるべき社会的な理解はあまり広がらず、むしろ関心を持たれなくなった分だけ、いままで積み上げてきたものが崩されていったり、維持困難になっていったりしているような印象があるからです。嫌味な言い方で恐縮ですが、それを待望しているお医者さんもいるだろうし・・・。

 

キャンペーン資料日本語版をUNAIDSが正式採用 エイズと社会ウェブ版319

ご報告が少々、遅れてしまいましたが、国連合同エイズ計画(UNAIDS)の世界エイズデーに向けたキャンペーンのブローシュア日本語版がUNAIDS公式サイトに紹介されています。

https://trello.com/c/6T0IQYXd/3-world-aids-day-brochure-in-english-french-japanese-russian-and-spanish

 添付ファイルのJapneseのところをクリックしてください。PDF版をダウンロードできます。
 実は日本語版はAPI-Netに掲載されたものをUNAIDSの日本人職員の方が見つけ、UNAIDSとしても正式に採用したいというご連絡をいただきました。
 日本語版原稿の作成に関しては、HIV/エイズ対策の国際的潮流の把握を目的に、不肖・私が下訳を担当し、公益財団法人エイズ予防財団の木村哲理事長、白阪琢磨代表理事のお二人の詳細な監修を経て完訳にこぎつけた経緯があります。また、API-NetへのPDF日本語版の編集と掲載については、IT技術に極端に疎い私にかわって、予防財団の事務局の皆さんにご担当いただきました。
 UNAIDSから最初に連絡をいただいた時には、ひょっとして「勝手に訳しては困りますよ」とおしかりを受けるのでは・・・などとも思い、あせったのですが、むしろ積極的なご評価をいただき、感謝感激であります。
 今年の世界エイズデー(12月1日)はすでに過ぎてしまい、今日はもうクリスマスイブですね。ただし、キャンペーンの期間が終わっても、Right to healthのメッセージは生きています。ぜひ、UNAIDS公式サイト掲載の日本語版をご覧ください。