年越しそばの後は、年明けうどんで温もるか・・・ 鎌倉年の瀬散策2

 鎌倉の初詣といえば、鶴岡八幡宮ですね。お参りする人は毎年200万人をこえるということです。 

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 おっと、こちらは材木座の元八幡。康平6年(1063年)に源頼義前九年の役の後で陸奥から京に戻る途中で鎌倉に立ち寄り、建てた神社だそうです。あまり知ったかぶりをしているとすぐにボロが出そうなので、蘊蓄はなるべく控えておきましょう。でも、ちょっとだけ。

 この場所は由比郷鶴岡と呼ばれていたそうで、頼朝が治承4年(1180年)にこの神社の社殿を現在の鶴岡八幡宮の場所に移したので、元八幡と呼ばれています。ま、鶴岡八幡宮の元祖といったところでしょうか。

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 住宅街の細い参道を少し歩くと、境内はこんな感じ。ひっそりとしたマイナー感が個人的にはいいなあ・・・。近くには芥川龍之介が住んでいたこともあるそうです。
 ところで、おじさんは本日、何をしていたかといいますと、例によって大したことはしていません。午前中、材木座の海岸に近い魚屋さんに大遠征を敢行してお刺身を買い、その後で由比ガ浜通にある地元の製麺所直営のラーメン店「麺好み」の店先で年越しそば(もちろんラーメンではなく、鎌倉製の日本そばです)を購入し・・・その途中でちょっと元八幡に寄り道したわけですね。
 参考までに付け加えておくと、「麺好み」のラーメンはさっぱり系で捨てがたい魅力があります。さすが製麺所直営とあって、麺は細麺、平切りなど何種類かの中から選ぶことができます。
 年越しそばの後は御成商店街の酒屋さんで菊正宗の樽酒を4合瓶に入れてもらって購入し、さらに帰宅の途中には・・・。

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 こちらは今年の夏、由比ガ浜通りにオープンしたばかりのうどん屋さんです。年越しがそばなら、こっちは年明けだ、ということでしょうね。その意気やよし。つい先日、温玉肉うどんを食べたら、関西風のだしで、これまた捨てがたい魅力。初詣帰りの方たちが、ちょっと暖まりたいなと思う辺りにあるので、年明けうどんもけっこう繁盛しそうな感じがします。
 ・・・とりとめもなくあれこれと書いているうちに2017年もついに終わってしまいます。今年はなぜか、大みそかになって自分がずいぶん疲れていることに気が付きました。風邪ひいたかな。年をまたいで寒さが続きます。皆さん、体に気を付けて、よいお年を。