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UNAIDS、グローバルファンドが歓迎声明 WHO新事務局長

 エチオピアのテドロス元外相が世界保健機関WHO)の新事務局長に決定したことに対し、UNAIDSがプレス声明を発表しました。就任を歓迎し、今後は緊密に協力していきたい・・・ということで、ま、当然ながらありきたりの内容です。

 グローバルファンドも歓迎のリリースを発表しました。グローバルファンド日本委員会のサイトには日本語で要約が紹介されているので、一部を引用しておきましょう。 

fgfj.jcie.or.jp

 『エチオピアはテドロス氏の主導で、グローバルファンドやPEPFAR米大統領エイズ救済緊急計画)による疾病対策資金を保健システム強化に活用し、全国レベルで保健施設の拡充や保健人材の育成・定着をはかりました。グローバルファンドの資金を活用して育成されたコミュニティ・ヘルス・ワーカー(保健普及員)は全国で約38000人にのぼり、三大感染症にとどまらず、全般的に保健サービスのカバレッジを大幅に向上させました。こうした努力の結果、多くの保健指標が改善されました』

 テドロス氏がグローバルファド理事会の元議長であること、エチオピアが保健システム強化に実績を上げていることなど、こちらの方が内容はあります。

 行ったり来たりで恐縮ですが、以下はUNAIDSのプレス声明です。

 

www.unaids.org

 

世界保健機関WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレェサス新事務局長を歓迎 国連合同エイズ計画(UNAIDS) プレス声明

 

 ジュネーブ 2017.5.23 UNAIDSテドロス・アダノム・ゲブレェサス氏の世界保健機関WHO)新事務局長任命を心から歓迎する。最終投票の結果は第70回世界保健総会の閉会式で発表された。

 「テドロス・アダノム・ゲブレェサス氏は、国際保健分野の経験が豊かで専門的な能力も高く、変革の推進役となるでしょう」とUNAIDSのミシェル・シディベ事務局長は語った。「彼は活力のあるリーダーであり、素晴らしいまとめ役でもあります。持続可能な開発目標の一部としてのエイズ流行終結という野心的な目標も私たちと共有しています。その目標を達成するためにしっかりと協力していけるものと期待しています」

 UNAIDSとのインタビューで、テドロス氏はエイズ対策から学んだ教訓は、これからの国際保健政策を形成するうえで極めて重要であると述べていた。エイズ対策が示してきた創造性、約束の実現、他分野にまたがる協力を重視し、ユニバーサル・た、mヘルス・カバレッジをすべての持続可能な開発目標の実現のための中心に据えなければならないとも語っていた。

 テドロス氏は現在、エチオピアの首相特別顧問を務めている。保健、政治、外交分野における30年以上の経験があり、エチオピアの外相、保健相も歴任している。10年間にわたって事務局長を務めてきたマーガレット・チャン氏の後任として、201771日に就任する。

 WHOUNAIDSの共同スポンサー11機関のひとつとしてHIV対策に取り組んでいる。UNAIDSWHO新事務局長との緊密な協力のもとで、国際保健、および持続可能な開発目標のひとつとしてのエイズ流行終結に取り組んでいく。

 

 

 

UNAIDS welcomes Tedros Adhanom Ghebreyesus as new Director-General of the World Health Organization

GENEVA, 23 May 2017—UNAIDS warmly welcomes the appointment of Tedros Adhanom Ghebreyesus as the Director-General of the World Health Organization (WHO). The announcement was made during an appointment ceremony that took place after WHO Member States cast their final votes at a closed session during the 70th World Health Assembly.

 Tedros Adhanom Ghebreyesus is a driving force for change with vast experience and expertise in global health,” said Michel Sidibé, Executive Director of UNAIDS. “He is a dynamic leader, an excellent convener and shares our ambition to end AIDS as part of the Sustainable Development Goals. I look forward to working closely with him to achieve our goals.”

In an interview with UNAIDS, Mr Tedros said that lessons learned in the AIDS response have been critical to shaping the future of global health. He said that the creativity, commitment and multisectorality of the AIDS response will be needed to place universal health coverage at the centre of the implementation of all Sustainable Development Goals.

Mr Tedros is currently a Special Adviser to the Prime Minister of Ethiopia. He has 30 years of experience in health leadership, politics and diplomacy, during which he was the Minister of Foreign Affairs and the Minister of Health of Ethiopia. He will take up his new position on 1 July 2017, taking over from Margaret Chan, who served as the Director-General of WHO for 10 years.

WHO is one of UNAIDS’ 11 Cosponsors advancing the response to HIV. UNAIDS will work closely with the new Director-General of WHO to advance progress in global health and end the AIDS epidemic as part of the Sustainable Development Goals.

 

WHO新事務局長にエチオピアのテドロス元外相・保健相

 世界保健機関(WHO)の新事務局長にエチオピアのテドロス元外相が選ばれました。任期は7月1日から5年間です。個人的な感想で申しわけありませんが、マーガレット・チャン現事務局長は偉そうなことを言うわりに国際機関を率いていくガバナンスの能力はいまひとつだったのではないかという印象を持っていました。

 テドロス氏はエチオピアの保健相、外相時代の改革者としての評価も高く、その面での手腕に期待したいと思います。

 今回のWHOの事務局長選には昨年秋の段階で6人が立候補していました。

miyatak.hatenablog.com

 選考の過程でその中からテドロス博士と英国推薦のデビッド・ナバロ博士、パキスタン推薦のサニア・ニシタル博士の3候補にしぼられ、23日に世界保健総会で最終的な投票が行われています。

 テドロス博士は、初のアフリカ出身の事務局長ということです。以下はWHOのニュースリリースの日本語仮訳です。 

 

 

世界保健総会がテドロス・アダノム・ゲブレェサス博士をWHO新事務局長に選出

www.who.int

 2017年5月23日 / ジュネーブ 世界保健機関(WHO)加盟国は本日、テドロス・アダノム・ゲブレェサス博士を新事務局長に選出した。

 テドロス・アダノム・ゲブレェサス博士はエチオピア政府の推薦を受けて立候補していた。任期は2017年7月1日から5年間。

 テドロス・アダノム・ゲブレェサス博士は、2005年から12年までエチオピア保健相、2012年から16年まで同外相を務めている。また、世界エイズ結核マラリア対策基金(グローバルファンド)理事会の議長、ロールバックマラリア(RBM)パートナーシップ理事、妊産婦と乳幼児のためのパートナーシップ理事会共同議長なども務めている。

 保健相時代にはエチオピアの保健システムの包括的な改革を主導し、保健センターを3500カ所増やし、16000の保健ポストを設ける;保健従事者を3万8000人増やす;健康保険のカバー対象を広げるための資金メカニズムを創設するなどの保健基盤強化に取り組んできた。外相としてはアジスアベバ行動アジェンダの交渉を主導し、持続可能な開発目標の達成に必要な資金確保の約束を193カ国から取り付けている。

 グローバルファンドとRBMの議長としては、この2つの組織にこれまで以上の資金を確保し、RBMをアフリカからアジア、ラテンアメリカにも拡大した世界マラリア行動計画を創設している。

 テドロス・アダノム・ゲブレェサス博士は2007年1月からWHO事務局長を務めてきたマーガレット・チャン博士の後任となる。

 

 

World Health Assembly elects Dr Tedros Adhanom Ghebreyesus as new WHO Director-General   News release

 

 

 23 May 2017 | GENEVA - Today the Member States of WHO elected Dr Tedros Adhanom Ghebreyesus as the new Director-General of WHO.

 

Dr Tedros Adhanom Ghebreyesus was nominated by the Government of Ethiopia, and will begin his five-year term on 1 July 2017.

 

Prior to his election as WHO’s next Director-General, Dr Tedros Adhanom Ghebreyesus served as Minister of Foreign Affairs, Ethiopia from 2012-2016 and as Minister of Health, Ethiopia from 2005-2012. He has also served as chair of the Board of the Global Fund to Fight AIDS, Tuberculosis and Malaria; as chair of the Roll Back Malaria (RBM) Partnership Board, and as co-chair of the Board of the Partnership for Maternal, Newborn and Child Health.

 

 As Minister of Health, Ethiopia, Dr Tedros Adhanom Ghebreyesus led a comprehensive reform effort of the country's health system, including the expansion of the country’s health infrastructure, creating 3500 health centres and 16 000 health posts; expanded the health workforce by 38 000 health extension workers; and initiated financing mechanisms to expand health insurance coverage. As Minister of Foreign Affairs, he led the effort to negotiate the Addis Ababa Action Agenda, in which 193 countries committed to the financing necessary to achieve the Sustainable Development Goals.

 

As Chair of the Global Fund and of RBM, Dr Tedros Adhanom Ghebreyesus secured record funding for the two organizations and created the Global Malaria Action Plan, which expanded RBM’s reach beyond Africa to Asia and Latin America.

 

Dr Tedros Adhanom Ghebreyesus will succeed Dr Margaret Chan, who has been WHO’s Director-General since 1 January 2007.

鎌倉度かなりディープです ドラマ『ツバキ文具店』

 このところ金曜の夜は午後10時からNHKドラマ10『ツバキ文具店』を観るのが習慣になっています。鎌倉の古い文具店の本業が実は手紙の代書で・・・というお話ですね。内容については私があれこれ説明するよりも、NHKの番組サイトを観ていただいた方がよさそうです。 

www.nhk.or.jp

 毎回のストーリーは人情ものの定番的な展開という感じもしますが、その結果、どんな手紙になるのかなあ~というのが見せどころでしょう。個人的には鎌倉が舞台なので、馴染みの場所があちこちに出てきて、あ、ここ知ってる!感の満足度がかなり高い。

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 鎌倉駅にも近い本覚寺から滑川を隔てて大町に入ったところにある魚屋さん。店の脇にはポスターが貼ってありました。ドラマにも脇を固める役どころでたびたび登場します。

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 そこから妙本寺へと向かう道。ここもよくドラマに出てきます。正面は新緑の祇園山を背景にした堂々たる総門・・・ですが、

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 横から見ると、道路の真ん中に門だけが島のように残っています。ここから先、妙本寺参道の緑は見事。鎌倉へ来られたらぜひ訪ねてください。

 ところで、ツバキ文具店の位置は同じく大町の八雲神社脇の小道を入っていったところという設定ですが、もちろんそこには文具店はありません。
 小道を入っていくと祇園山ハイキングコースへの登り口になってしまいます。ま、フィクションだから。そういえば毎回、登場する郵便ポストもその場所にはありませんね・・・つまらない詮索をしていないで、今夜もドラマを楽しもう。

国際反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日に際し、国連合同エイズ計画(UNAIDS)が差別ゼロを要請

 こういう切り出し方をすると、たちまち顰蹙を買いそうですが、アイダホというと中高年のおじさん層の中には、ついつい条件反射的に「ポテト」を連想してしまう人が多いのではないかと思います。一般論に解消するのではなく、私自身がそうであることを認めなければなりません。

 5月17日がIDAHOの日だということを知ったのはつい2、3年前のことでした・・・と思っていたら、今年はIDAHOTになっていました。え、アイダホット?

 国際反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日です。

 国連合同エイズ計画(UNAIDS)は5月17日、『HIVへの対応がレズビアン、ゲイ、バイセクシャルトランスジェンダーインターセックス(LGBTI)の人びとを含むすべての人に行き届かない限り差別ゼロと2030年のエイズ流行終結というUNAIDSのビジョンが実現することはない』とするプレス声明を発表しました。重要な指摘です。1日遅れとなりましたが、日本語仮訳を紹介します。

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 www.unaids.org

国際反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日に際し、国連合同エイズ計画(UNAIDS)が差別ゼロを要請

 

ジュネーブ2017.5.17  HIVへの対応がレズビアン、ゲイ、バイセクシャルトランスジェンダーインターセックス(LGBTI)の人びとを含むすべての人に行き届かない限り差別ゼロと2030年のエイズ流行終結というUNAIDSのビジョンが実現することはない。UNAIDSはこう認識している。

 毎年5月17日は、世界が性とジェンダーの多様性を称える国際反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日(IDAHOT)である。今年はファミリーズ(注:家族の複数形)がテーマとなっており、LGBTIの人びとの健康と福祉に関する家族の役割、およびLGBTI家族の権利の尊重に焦点が当てられている。

 「多数の若いゲイおよびトランスジェンダーの人びとが家族から拒絶され、路上で生活し、あらゆるかたちの差別や暴力にさらされています」とUNAIDSのミシェル・シディベ事務局長は語る。「それでは健康で生産的な社会を作ることはできません。包容力と共感力を高める必要があります。欠かすことのできない保健サービスや社会保障へのアクセスを含めた支援のネットワークを適切なかたちで確保しなければなりません」

 ゲイ男性など男性とセックスをする男性のHIV感染の可能性は他の男性より24倍、トランスジェンダーの人たちは49倍も高い。しかし、多くの保健医療機関で、LGBTIの人たちが差別されることなく質の高い保健サービスを受けることは困難になっている。このことがHIVに感染しやすい状態を生みだし、感染した場合の治療、ケアを受けにくくしているのだ。

 国際人権法のもとで、各国には保健医療および働く場における差別解消に取り組む法的な義務がある。UNAIDSは2016年、保健医療機関における差別ゼロに向けて取り組むべき課題を発表し、すべての関係者が協力して、誰もがどこでも差別されることなく医療を受けられる世界を実現することを目指している。

 UNAIDSは多様性を尊重し、差別をなくすことを求めている。LGBTIの人びとが直面しているスティグマと差別に終止符を打たない限り、エイズ終結することはない。

 

 

On the International Day against Homophobia, Transphobia and Biphobia, UNAIDS calls for zero discrimination

 

GENEVA, 17 May 2017—UNAIDS’ vision of zero discrimination and ending AIDS by 2030 will only become a reality if the response to HIV reaches everyone, including lesbian, gay, bisexual, transgender and intersex (LGBTI) people.

 

The International Day against Homophobia, Transphobia and Biphobia (IDAHOT), a worldwide celebration of sexual and gender diversity, is commemorated annually on 17 May. This year’s theme is families, focusing on the role of families in the well-being of LGBTI people and respect of the rights of LGBTI families.

 

“Many young gay and transgender people are rejected by their families, living on the streets, facing all types of discrimination and violence,” said the Executive Director of UNAIDS, Michel Sidibé. “This is not the path to healthy and productive societies. We must encourage inclusion and compassion and ensure that networks of support are in place, including access to essential health and social services.”

 

Gay men and other men who have sex with men are 24 times more likely to acquire HIV than other men and transgender people are 49 times more likely. However, in many health-care settings, LGBTI people find it difficult to access quality health services free from discrimination, making them more vulnerable to HIV and less likely to access treatment and care.

 

Under international human rights law, countries have a legal obligation to address discrimination in health and in the workplace. In 2016, UNAIDS launched an Agenda for Zero Discrimination in Health-Care Settings, which brings together all stakeholders for joint efforts towards a world where everyone, everywhere, is able to receive the health care they need with no discrimination.

 

UNAIDS is calling for respect for diversity and zero discrimination. To end AIDS it is essential to end the stigma and discrimination faced by LGBTI people.

 

またも煮え切らない宣伝

 NPO法人ぷれいす東京の2016年度総会と活動報告会が5月28日(日)に開かれます。 

www.ca-aids.jp

 2017年5月28日(日)14:00~16:30(開場13:45)、新宿NPO協働推進センター1階多目的室(東京都新宿区高田馬場4-36-12)
 参加費無料(事前申込み不要)

 ・・・と、他人ごとのように書いていますが、実は活動報告会で何か話をしろという依頼を受けました。
 『トークコーナーでは、次々と登場している国際的な新しいコンセプトについて、ジャーナリストの宮田一雄さんに解説していただきます』

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 もちろん否やはありません。だけど、何と言いますか、人前で話をするよりも原稿を書いていた方がずっと楽なタイプの人間なもので、人知れずさっさとすませてしまいたいような、なるべく多くの人に関心を持っていただきたいような・・・。もう、煮え切らないね、江戸っ子なんでしょ。神田の生まれよ(誰も聞いていない)。

 話す以上、最善をつくしたいということで、けっこうプレッシャーかかります。「いつもの活動報告会より入りが悪いね」と言われるのもなんだか残念だし・・・。

 

『オーランド銃乱射事件を振り返る』

 現代性教育研究ジャーナルNo74が発行されました。9ページに連載コラム《多様な性のゆくえ One side/No side》の2回目が掲載されています。 

www.jase.faje.or.jp

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 連載第2回のタイトルは『オーランド銃乱射事件を振り返る』。米フロリダ州オーランドのナイトクラブ「PULSE」で起きた銃乱射事件から間もなく1年になります。

 連載はなるべく目立たないように続けたいと思う一方、特定非営利活動法人虹色ダイバーシティ代表、村木真紀さんの事件に関するコメントはぜひ読んでいただきたいという思いもまた強い。
 ・・・ということで、今回もまた二律背反的な感情を抱えつつ、なるべく目立たないように紹介します。 

『キャンペーンテーマを乗っ取ろう』・・・ エイズと社会ウェブ版269

 というぐらいの気迫で参加していただけると、それはそれで嬉しいし、どちらかというと気迫は希薄で、そこまで構えなくてもと思っている人も、もちろん気楽にご参加いただけます。
 毎年12月1日の世界エイズデーを中心に展開される国内啓発キャンペーンのテーマは公益財団法人エイズ予防財団が候補案を厚生労働省に提案し、厚労省が決定します。
 それならば、少なくともその候補案の策定プロセスは、HIV/エイズ対策のさまざまな現場に身を置く人たちの「いまこのメッセージを伝えたい」という実感がきちんと反映されるものにしたい。そして、わくわく楽しくなるようなメッセージを生み出したい。

 世界エイズデーのキャンペーンテーマをテーマにしたフォーラム(ややこしいね、でも実体はシンプル)は、そうした願望に基づき2010年から続けられています。コミュニティ主導の発想に「それいいじゃないの」と厚労省も乗ってくれました。あえて宣伝はしないけど(えっ、してる? ま、とにかく)英断だと思います。
 とはいえ、振り返って見れば今年で8回目であります。正直なところ、初期の新鮮さが少し薄れてきたといいますか、参加者がやや下降気味であることは否めません。比較の問題ですからあくまで「少し」であり、「やや」ではあります(つまり、最初からそう多くはなかった)。
 でも、こういうときこそ、めげず!途切れず!諦めず!の持続三原則に立ち返りましょう。今年は第31回日本エイズ学会学術集会・総会と同じ2017年11月24日(金)~26日(日)にコミュニティ主導のTOKYO AIDS WEEKS(東京エイズウィークス)メインイベントが東京・中野で開かれます。エイズ学会の直近の会場です。明らかに連動しています。快挙です(ほめちぎって、ポスター、便乗します)。

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 知らないから不安が募る。沈黙はつまり死である。まさにその通りですね。キースの(なれなれしいね)メッセージはいまもばりばりに通用する!と私は思う。HIV/エイズという困難な病気の流行と闘うには、医学の進歩が不可欠です。でもね、同時にその進歩によって得られた成果を必要としている人たちに支障かつ遅滞なく届けられるような社会的対応と支援がなければ、進歩は成果になりません。

 治療の進歩がこれほど喧伝されながら、2010年以降、世界の成人のHIV感染は減少せずに横ばいの状態を保ったままです。「T as P」 が医学にまかせろと言い張っている限りこの壁は崩せません(と私は思う)。
 医学か、社会か、ではなく、どっちも大事。そこのところがうまく伝わるメッセージがいまこそ必要なんだけどねぇ・・・ということで、まずはキャンペーンテーマだ、今年はどうする?という議論から積極的に(あるいはそれほど積極的ではないけど、なんとなくという人もそれなりに)ご参加いただくようよろしくお願いします。
 入場無料。見返りは・・・何もないけど、充実感はあると思う(たぶん)。フォーラムには参加できないという方は、ネットでの意見提供も可能ですのでご検討ください。以下、お知らせです。


世界エイズデー」キャンペーンテーマフォーラム『一緒にテーマを考えよう』
日時:5月20日(土)午後5時~6時半
場所:コミュニティセンターakta(東京都新宿区新宿2-15-13、第二中江ビル301)
参加費:無料(充実感あり)
詳細はこちらで
 http://api-net.jfap.or.jp/lot/2017camp_theme.html