メルマガ東京都エイズ通信の第188号が3月31日、発行されました。今年に入ってから3月26日までの新規HIV感染者・エイズ患者報告数は70件で、前年同時期と同数になっています。
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● 令和５年１月１日から令和５年３月２６日までの感染者報告数（東京都）
※（ ）は昨年同時期の報告数
ＨＩＶ感染者 ５５件 （５８件）
ＡＩＤＳ患者 １５件 （１２件）
合計 ７０件 （７０件）
ＡＩＤＳ患者は昨年より増加しているが、ＨＩＶ感染者数は昨年よりも減少している。
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最初の3カ月なので、分析は難しいのですが、エイズ患者報告は昨年より増え、HIV感染者報告は逆に減っているという点がやや気になります。検査を受けずにいて自らの感染に気付かない人が増えている可能性もないとは言えないからです。
新規HIV感染者報告と新規エイズ患者報告の合計はこのところ、減少傾向で推移してきました。ただし、コロナの流行の影響で検査件数も減っているので、その影響が今後、どう出てくるのか。増加に転じたとも言いにくい。即断はできません。検査や相談の件数など他のデータも含め感染動向の分析を進めていただければありがたいと思います。
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