メルマガ東京都エイズ通信第174号(2022年2月25日)が配信されました。2月20日時点での東京都内の新規HIV感染者・エイズ患者報告数は以下の通りです。
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- 令和4年1月1日から令和4年2月20日までの感染者報告数(東京都)
※( )は昨年同時期の報告数
HIV感染者 34件 (38件)
AIDS患者 7件 (15件)
合計 41件 (53件)
HIV感染者数及びAIDS患者共に令和3年よりも減少している。
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昨年同時期に比べるとHIV感染者はほぼ1割減ですが、エイズ患者報告数は半数以下になっています。この数字をどう見るべきか。残念ながら私の能力では分析不能。COVID-19の影響はオミクロン株の流行でますます大きくなっているように思いますが、そうした中でHIV検査体制が何とか健闘しているのか。それとも医療機関の対応が困難で、体調が悪くなってもお医者さんにも行きにくいといった事情から、エイズ発症の把握が遅れているのか。後者だとすると、それもまた、様々な意味で禍根を残すことになります。前者であってくれるといいのですが。
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