昨年同時期より減少に転じました 東京都エイズ通信第143号 

 メルマガ東京都エイズ通信の第143号(2019731日)が発行されました。

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● 平成3111日から令和元年725日までの感染者報告数(東京都)

  ※( )は昨年同時期の報告数

 

HIV感染者     178件  (189件)

AIDS患者        38件   (36件)

合計           216件  (225件)

 

HIV感染者数は昨年度よりも少なく、AIDS患者数は昨年度よりも多く報告されている。

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 今年に入ってからの新規HIV感染者・エイズ患者報告数の合計は5月まで昨年同時期の報告数を上回っていましたが、618日時点では同数となり、7月に入ってついに今年の方が少なくなっています。あくまで報告ベースの数字なので、実際の感染の動向とは必ずしも一致しません。

 それでも報告の傾向はある程度、実際の感染の動向を反映しているかもしれません。今回の報告については、予防対策の成果と減少傾向への移行に期待をにじませつつ、油断を戒める意味も込めて、なおHIV/エイズの流行に対する社会的関心の低下が気になる横ばい状態というべきでしょうか。

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