ラグビー・トップリーグ、第1節2試合が中止に

 ラグビートップリーグはいよいよ1月16日(土)に開幕します。待ちに待った・・・と思っていたら、3チームで新型コロナウイルスの集団感染が確認され、第1節(16、17日)に予定されていた8試合のうち2試合の中止が決まりました。
 

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 《ジャパンラグビー トップリーグは、第1節 トヨタ自動車ヴェルブリッツ vs サントリーサンゴリアス(1月16日(土)/豊田スタジアム)、リコーブラックラムズ vs キヤノンイーグルス(1月17日(日)/駒沢オリンピック公園陸上競技場)の2試合の開催中止を決定しましたのでお知らせいたします》
 《本日までにトヨタ自動車ヴェルブリッツにて13名、サントリーサンゴリアスにて7名、キヤノンイーグルスにて24名の新型コロナウイルス感染症陽性者が確認され、各チームに於いて試合開催に必要な体制が整わないことから、ジャパンラグビー トップリーグ チェアマン 太田治は、関係者と協議の上、2試合の開催中止を決定しました》

 

 残念ですが、致し方ありません。ここは流行の拡大防止を優先させましょう。同時に、感染した方を非難するようなことは避け、隔離や自粛という試練の時期を過ごす選手やスタッフの皆さんを静かにそして暖かく応援する気持ちを持ちましょう。

 感染は誰にも起こり得ます。その起こり得る事態を避けるための努力は必要ですが、同時に感染は罪でも罰でもありません。感染した人が罰則を受けるのではなく、必要な治療やケアが受けられる社会でなければならない。流行の拡大期には不安のあまり、そうした当然のことが忘れられてしまうこともあるかもしれません。だから忘れないようにしよう。トップアスリートへの応援は「不安が拡大をほしいままにすることを防ぐ」という意味もあります。困難な時間を過ごしている人たちを気づかうことも、流行と闘うための大切な行為ではないかと思います。