このところ国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトにコンドームの話題がやたらと目立っています。
もちろん、HIVの性感染予防にコンドーム使用は有効です。有効ではありますが、この時期に突然、どうしたことなのかと思って、よく見ていくと・・・、そうか、こういうことでしたか。
段取りがあったんですね。2016世界エイズデー『手のひらキャンペーン』の特設ページには、10月3日から世界エイズデーまでの9週間のキャンペーン・タイムラインが掲載され、週替わりで重点テーマが決められていることが分かります。そのトップバッター、
WEEK9(10月3日~9日)
がコンドームでした。
次の週はハームリダクション、その次がVMMCで次はEMTCT・・・あれれ、だんだん分からなくなってきた。調べて見たら
VMMCは男性の自発的割礼手術、EMTCTは母子感染をなくすこと、その次のPrEPは抗レトロウイルス薬の曝露前予防使用ですね。
ということで、だんだん盛り上がっていって、11月21日からのWEEK2はキーポピュレーション、そして3日間だけのWEEK1はお金の話になります。