凱旋してます 北斎肉筆浮世絵

 もうほとんど会期末ですが、鶴岡八幡宮境内にある鎌倉国宝館で特別展「北斎と肉筆浮世絵―氏家浮世絵コレクションの至宝―」が開かれています。
 https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kokuhoukan/28tennjikai.html

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 2月4日(日)までですね。鎌倉市の福寿手帳持参だと観覧料が無料なので、つい先日、あまり期待しないで行ったのですが、これが当たりでした。
『氏家浮世絵コレクションは、昭和49年、多年にわたり肉筆浮世絵画の蒐集につとめてきた故氏家武雄氏と鎌倉市が協力し、鎌倉国宝館内に設置された財団法人で、その特色は全作品が肉筆画であることです』
 灯台下暗しといいますか。こういうコレクションが鎌倉にあるんですね。
『かつて浮世絵の優品が海外に流出するという例が多くありましたが、氏家武雄氏は一品制作のため数の少ない肉筆画の流出防止にはとりわけ心をくだき、その蒐集・保存を積極的に行いました。同コレクションは国内外の美術館にも数多く出品され、平成29年夏にはイギリス・大英博物館でも絶賛を博しております』
 チラシにある北斎の『桜に鷲図』『若衆文案図』『雪中張飛図』も、「大英博物館を熱狂の渦に巻き込んだ」という北斎展「Hokusai: beyond the Great Wave」出品作品の凱旋公開だそうです。
 2月3日(土)は節分です。鶴岡八幡宮でも豆まきがあるので、お参りの方はあわせて国宝館にお寄りになってもいいのではないでしょうか。

 

報告数は究極の横ばい 昨年の東京都HIV感染者・AIDS患者報告速報値

メルマガ東京都エイズ通信の第125号(20181月号)が131日に発行されました。

 http://archives.mag2.com/0001002629/

今年11日から28日までの感染者報告数(東京都)は以下のようになっています。

      

 HIV感染者         15件  (18件)

  AIDS患者            3件   7件)

   合計               18件  (25件)

  )は昨年同時期の報告数

HIV感染者数は昨年同時期と同程度、AIDS患者数は昨年同時期を下回っています。

    ◇

 まだ、最初の28日間ですから、前年と比べて多いとか少ないとか言っても、傾向が把握できる状態ではありません。天候だとか、インフルエンザの流行状態といったことでも、検査を受けに行く人の数の増減に影響してくるかもしれません。今年については、まあ、もう少し継続的に見ていくことにしましょう。

 ところで、今月は昨年1年間の速報値も全体の報告数のみですが紹介されています。

 『HIV感染者が367件、AIDS患者が97件の合計464件となり、HIV感染者・AIDS患者いずれも前年と同数の報告となっています』

 当ブログでも、昨年は毎月の報告のたびに「横ばい傾向ですね」という感想にもならない感想を書き連ねてきましたが、一年を通してみるとHIV感染者報告数とAIDS患者報告数のどちらも前年と同数だったとは驚きました。究極の横ばいです。

ただし、あくまでも報告数の上での横ばいです。実際の感染動向がどうなのかは、報告だけでは分かりません。

また、詳細に報告を見ていけば、横ばいの中の異変といったものも見て取れるかもしれません。たとえば、外国人の報告数は増えているとか。

 詳しい数字が分かったら、改めてまたお知らせしましょう。

 

エイズ予防指針を改正

 わが国のエイズ対策の基本となる『後天性免疫不全症候群に関する特定感染症予防指針』(エイズ予防指針)が改正されました。厚労省の公式サイトのHIV/エイズ予防対策のページに「施策紹介」として改正の概要と改正指針の全文(2018118日付厚生労働大臣告示)、各都道府県などへの改正通知(2018118日付)が掲載されています。

 www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/aids/

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 『我が国のエイズ対策は、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき平成11年に策定された「後天性免疫不全症候群に関する特定感染症予防指針(以下、エイズ予防指針という。)」に沿って講じられてきました。

 同指針は、エイズの発生動向の変化等を踏まえ、3度の見直しを行い、直近の改正については平成301月から施行したところです。改正後のエイズ予防指針に基づき、国と地方の役割分担の下、人権を尊重しつつ、普及啓発及び教育、検査・相談体制の充実、医療の提供などの施策に取り組むこととしています』(厚労省HIV/エイズ予防対策 施策紹介から)

 

 

♪白鷺は~

 小首かしげて、水の中~というわけで、高田浩吉・・・え、若い人には誰だか分かりませんよ。つまり、高田美和のお父さん・・・と言ってもますます分からないか。

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 連日の海辺の写真で恐縮です。昨日は暖かかったので、今日も・・・と思いましたが、海はそう甘くはないぞ。風がかなり冷たい。ま、それはともかく、 滑川河口には何か・・・。

 

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 小首はかしげていませんが、白鷺です(たぶん)。海辺にじっとたたずみ・・・と思ったら、あらら。

 

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 ♪ここかと思えば、またまたあちら~渚のシンドバッド状態で、ずいぶん、お忙しい様子。じっとしていませんね。餌探しでしょうか。とにかく食っていかなくちゃ。

 

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 世の中と冬のお天気と白鷺はどうも注文通りにはいきません。

猛寒波 海辺は なぜか春めいて

 日本列島は寒いという話題で持ちきりですね。でも・・・。

 

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 家にこもってばかりもいられないので、午後になって材木座海岸に繰り出すと、意外なぽかぽか陽気でした。風がなかったこともあって、砂浜を歩いていると汗ばむほど。海の向こうにうすら見えるのは伊豆大島ですね。

 

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 稲村ケ崎方面に目を転じると、海上には元気な方が2人。その後方は伊豆半島の山々です。空気が澄んでいるせいか、今日はずいぶん近く見えました。

 

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 引き潮で砂浜も広く、お散歩に繰り出すもの好きは私だけかと思ったら、けっこう他にもいますね、という感じでした。海面に照り返す日差しの相乗効果もあるのか、体感的には駅前付近より相当、暖かかった印象です。

 

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 伊豆大島をバックにして漁船が戻ってきました。この調子ならもう少し粘って夕焼けの海も撮るか・・・などと欲張らずに、年寄りはそろそろ引き上げるとしますか。日が落ちればまた、とてつもなく寒くなる。そのくらいのことも分からないようでは、とても不良老年はやっていけません。

 

海かすみ 雪解け道に 春はまだ


 朝からの日差しで、雪は急速に溶けていきました。

 

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 午前中の江ノ電和田塚駅。雪解け水で濡れたホームが輝いています。

 

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 和田塚の石段も雪はあらかた消えて手すりが煌めき・・・石垣の上の黄色い花は?

 

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 ロウバイですね。解説は小西得郎さん、なんと申しましょうか(これまた古いね)。和田塚花暦のトップバッターと申しましょうか、早く春が来ないかなと思う頃になると咲きます。

 ということで、海も輝いて・・・と思ったら、ん? まだ、少々かすみ気味ですね。

 

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 雪かき、ご苦労様です。助かります。防災放送のスピーカーも今日はなぜか穏やかに見えますね。束の間の春模様でしたが、明日からまた寒波・・・何とかしてよ。

   

さすがに積もってきました

 今日はどこへ行っても同じような状態でしょうが、鎌倉も雪に閉ざされてきました。

 

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 この辺りは海に近いせいか、鎌倉の町の中でも比較的、温暖な場所だと思いますが、ひと冬に1回か2回、こんな日があります。
 外出もままならず家にこもりきりの1日。懸案文献の翻訳が進んだから、まあいいか。