《HIVとオリンピック・パラリンピック》 第128回エイズ &ソサエティ研究会議フォーラムのお知らせ

 ちょっとさぼり気味で間隔があいてしまいましたが、私が事務局長をおおせつかっております特定非営利活動法人エイズ &ソサエティ研究会議(JASA)の第128回フォーラムを開催します。テーマは《HIVとオリンピック・パラリンピック》です。

 前回フォーラムは昨年の9月でした。ほぼ1年のブランクはひとえに事務局長の怠慢のなせる業であります。この場を借りて、おわびするとともに、どうか皆さん、今回のフォーラムにはぜひぜひご参加いただくよう、お願い申し上げます・・・ということで、以下、お知らせです。

 

日時:79日(火)午後7時~845

場所:ねぎし内科診療所(東京都新宿区四谷三丁目9番地 光明堂ビル5階)

報告者:宮田一雄(ジャーナリスト、エイズソサエティ研究会議事務局長)

参加費:1000

問い合わせは yz235887@za3.so-net.ne.jp

 

 第32回オリンピック競技大会(東京オリンピック)の開幕まで、あと1年となりました。開会式は2020724日(金)です。その32日後の825日(火)には東京2020パラリンピック競技大会が開幕します。

 2つの大会はひとつの組織委員会のもとで「東京2020」と総称され、公式サイトには以下の大会ビジョンが掲げられています。

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tokyo2020.org

スポーツには世界と未来を変える力がある。

1964年の東京大会は日本を大きく変えた。2020年の東京大会は、

  「すべての人が自己ベストを目指し(全員が自己ベスト)」

  「一人ひとりが互いを認め合い(多様性と調和)」

  「そして、未来につなげよう(未来への継承)」

 3つの基本コンセプトとし、史上最もイノベ―ティブで、

世界にポジティブな改革をもたらす大会とする。

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 いささか便乗気味ではありますが、来るべき巨大スポーツイベントの季節を前に、上記テーマのフォーラムを大急ぎで企画しました。HIV/エイズの流行もまた、世界を大きく変えてきた現象であり、同時に今後を展望するうえでも、両者の関係性を改めてとらえ直す視点が必要ではないかと考えたからです。 

フォーラムでは、日本エイズ学会誌20192月号に『HIVとオリンピック・パラリンピック』を寄稿したジャーナリストが、さらに最新の情報も加え、1年後に東京でオリンピック・パラリンピックが開かれることの意味を巨視的かつ微視的に、しかも過不足ありまくりで報告します。

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(追加です)参考までに付け加えておくとHIVとオリンピック・パラリンピックについては当ブログでも何回か取り上げたたことがあります。

miyatak.hatenablog.com

こちらはその時、使用した資料の一つ。IOCの『スポーツを通じたHIV&AIDSの予防』というファクトシートから要約した3つの重要な指摘です。

 

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