4264 快挙!U20日本代表が来季JWCに昇格


 香港で開かれていたジュニアワールドラグビートロフィー(JWRT)2014大会で19日、決勝戦が行われ、日本のU20代表がトンガU20代表を破り、来季のジュニアワールドチャンピオンシップ(JWC)昇格を決めました。日本で開催される2019年のラグビーW杯を目指し、現在20歳以下の選手がこれから大きく成長していってほしい。JWC昇格はその意味でも快挙ですね。

 http://sakura.rugby-japan.jp/youth/2014/id25301.html

 

 U20日本代表 35 - 10 U20トンガ代表

 日本は今大会予選リーグのプールBで初戦に28-33でウルグアイに敗れ、厳しいスタートとなりました。しかし、ナミビアに 34 - 28 で辛勝、カナダには37 - 12 と大差を付け、勝点差で辛くも予選リーグを1位通過しました。

 決勝はプールBの1位、トンガとの対決でしたが、このし合いも大きく差を付けて勝ちました。大会に入ってからチームの力が徐々にまとまってきたという感じですね。

 ジュニアの大会は、世界の上位12チームが出場するJWC大会があり、さらに2番手となる8チームがJWRT大会に回ります。JWRTの優勝チームが翌年、JWCに昇格し、逆にJWCの最下位チームがJWRTに落ちるというシステムですね。日本は2009年にJWCから陥落、2010~2012年はJWRT決勝戦で敗れ、あと一歩のところで復帰をのがしていました。その意味では19日のトンガ戦は悲願達成の勝利ともいえます。

 ただし、2019W杯のホスト国ジャパンとしては、これがいわばスタート地点。ジュニアレベルでJWCに定着し、世界のトップレベルと毎年、競い合うことで、ようやくフル代表としても世界に伍して戦っていく基盤ができます。初戦の敗北から巻き返して今回の昇格を決めた選手たち、そして来年以降の後輩達には大いに成長も期待したいですね。