逆転人生 今夜は南定四郎さん エイズと社会ウェブ版529 (追加あり)

(追加) 重ねてNHKの回し者ではありませんが、南さんの回し者ではあるかもしれません。 5日(土)と7日(月)に再放送があるそうです。 

放送予定 - 逆転人生 - NHK

 

 NHKの回し者ではありませんが、これは楽しみ。NHK総合1 逆転人生「魂の解放!LGBTパレードはこうして生まれた」。
 《あなたの知らないLGBT苦難の歴史。日本初のLGBTパレードを開催した伝説のゲイ活動家。戦前から続く差別。エイズパニック。そしてパレード中に起こった涙の逆転劇》

www.nhk.jp


 本日午後10時から放送です。
 《今から26年前、日本で初めてパレードを行った南定四郎さん(88)》と私が初めてお会いしたのは、1989年の11月か、1990年の初めだったと思います。今から31年前、エイズソサエティ研究会議が活動を開始したころですね。私にとって南さんは、日本のエイズアクティビストの草分けという印象が強いのですが、それ以前からゲイ雑誌の編集者、そしてゲイアクティビスト(当時はそうした呼び方はなかったように思う)としての蓄積があり、それが日本初のLGBTパレード(そうした呼び方も当時はされていなかった)につながっていったんですね。
 エイズ対策を通して、南さんとは様々な活動を共にしてきました(というか、私はそばで見ていただけだったようにも思う)。
 日本初のエイズ電話相談や入院中のエイズ患者への花束のプレゼント、HIV陽性者との食事会、お弁当の宅配サービス、エイズ関連グッズのショップ開設、キャンドルライトパレードなど、南さんが始めた様々な活動は、途中で頓挫することも少なくなかったのですが、LGBTパレードでも分かるように、後に続く若い人たちによって引き継がれ、大きく開花し、あるいは小さいながらも復活しているものも少なくありません。
 こうだったらいいのになあ、こういうものが欲しいなあ、と思うことは、実際にやってみる。その行動力こそがに南さんの真骨頂なのかもしれません。そして、試みの多くが挫折したのは、いわばファンタジスタとしての南さんの想像力と意志の力に時代が追い付いていなかったということであり、南さんの評価は高まりこそすれ、結果をもって減点の対象にすることはできません。
 私の場合、その多彩な活動のそばにいて、性的少数者に対する数々の差別的言動をほとんど意識することなく行っていたことも認めざるを得ませんが、南さんはそうした時にも直接的な批判は避け、遠回しに様々な事例を示しながら、私が自らの非を悟れるようにしてくれていたと思います。これほどのチューターはいません。ただし、教え子の吸収力の方が未だにどうも・・・。
 テレビの画面を通してではありますが、今夜は南さんと久々にお会いできることを楽しみにしています。