本日発行の現代性教育研究ジャーナルのN082(2018年1月15日)に第31回日本エイズ学会報告『治療の進歩がもたらす希望と試練』を掲載していただきました。連載コラム『One Side/No Side』を1回お休みして学会報告に集中してほしいという編集部からのお許しもあり、6ページの(個人的な感想としてはかなり)力作となりました。
『治療の進歩を世界の共通目標である《公衆衛 生上の脅威としてのエイズ流行終結》にどうつなげていくか。それは医学だけでなく、分野を超えたプレーヤーの協力が必要な社会的課題でもある。横7.5メートル、縦12.5メートルの巨大なバナーが伝えるそのメッセージを肝に銘じ取材を開始した』
例によって力が入ると変にすべってしまう嫌いもないことはないのですが、まずはご覧ください。こちらからダウンロードできます。
http://www.jase.faje.or.jp/jigyo/kyoiku_journal.html#anch81
『最終日のインタビューで生島会長は「いろいろな立場の人が垣根を超えて交流し、率直に語り合えた。いい時が過ごせたと思う」と3日間を振り返った。会場を出ると中野区役所だけでなく、地元の商店街にもレッドリボンのバナーが飾られ、「町をあげてHIV/エ イズへの理解と支援を掲げていただいた」と生島会長 はいう』
生島さん、そして、ぷれいす東京の皆さん、地元の中野区の皆さん、ありがとうございました。
取材は同時開催だった東京エイズウィークスの(前夜祭の)『BPM(Beats Per Minute)』特別試写会を含め、4日間にわたりましたが、充実した内容でした。ちかれたび~(古いね)。寄る年波もありまして、その充実した内容のすべてを紹介することは到底できないのですが、原稿を書いているだけで、感謝の涙があふれてきます。
『2030年のエイズ流行終結という掛け声とは裏腹に、世界も日本も、HIV/エイズ対策は押しつぶされそうなほど多くの課題を抱え、何とか持ちこたえている。 そうした中で開かれた第31回日本エイズ学会が、どこかふんわりと暖かい空気に包まれていたのはどうしてだったのか』
どうしてだったんでしょうね・・・ということで、お時間を見つけてお読みいただければ幸いです。