このところ金曜の夜は午後10時からNHKドラマ10『ツバキ文具店』を観るのが習慣になっています。鎌倉の古い文具店の本業が実は手紙の代書で・・・というお話ですね。内容については私があれこれ説明するよりも、NHKの番組サイトを観ていただいた方がよさそうです。
毎回のストーリーは人情ものの定番的な展開という感じもしますが、その結果、どんな手紙になるのかなあ~というのが見せどころでしょう。個人的には鎌倉が舞台なので、馴染みの場所があちこちに出てきて、あ、ここ知ってる!感の満足度がかなり高い。
鎌倉駅にも近い本覚寺から滑川を隔てて大町に入ったところにある魚屋さん。店の脇にはポスターが貼ってありました。ドラマにも脇を固める役どころでたびたび登場します。
そこから妙本寺へと向かう道。ここもよくドラマに出てきます。正面は新緑の祇園山を背景にした堂々たる総門・・・ですが、
横から見ると、道路の真ん中に門だけが島のように残っています。ここから先、妙本寺参道の緑は見事。鎌倉へ来られたらぜひ訪ねてください。
ところで、ツバキ文具店の位置は同じく大町の八雲神社脇の小道を入っていったところという設定ですが、もちろんそこには文具店はありません。
小道を入っていくと祇園山ハイキングコースへの登り口になってしまいます。ま、フィクションだから。そういえば毎回、登場する郵便ポストもその場所にはありませんね・・・つまらない詮索をしていないで、今夜もドラマを楽しもう。