雲流れ梅雨明け間近花の寺

 首都圏では再び、新型コロナウイルスの感染報告が増えてきました。西日本は豪雨に見舞われ、大きな被害が伝えられています。7月の滑り出しも心落ち着かない日々が続きます。鎌倉もどうも雲行きが怪しい。激しい風雨に見舞われる前に買い物をすませ、帰りに駅近の花の寺を訪れました。この際、少し心を落ち着かせましょう。

 

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 JR鎌倉駅に最も近いお寺は大巧寺です。JR鎌倉駅の東口から距離にしてもせいぜい100メートルぐらい。安産祈願のお寺として知られ、「おんめさま」の愛称で親しまれています。境内には蓮の花。鉢植えなので至近距離で見ることができます。和菓子のような・・・というか、和菓子の方が花の美しさを再現しようとしているのだけれど。見事ですね。蜂がとまっていました。

 

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 市街地のお寺なので境内はこじんまりとしていますが、いつも花があふれています。アジサイはピークをすぎましたが、いろいろな花が咲き競ってむしろ楽しい。

 

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 小道の両側にはアガパンサス。この季節、町のあちらこちらで見かけます。

 

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 百合の花も・・・と思ったら、これはインドハマユウだそうです。ところどころに花の名札がつけられているので、私のように花に疎い人生を送ってきた老人には勉強になります。

 

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 こちらも見事。紫の桔梗の花言葉は「永遠の愛」だそうです。そう言われても・・・昭和生まれのおじさん層はどう反応していいものやら。 

  この際、ちょっと足を延ばして二番目に近いお寺へ。 

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 鎌倉駅東口から350メートル。お正月には初えびす、十日えびすでにぎわう本覚寺です。いまは静かですね。真夏になると百日紅が見事な花を咲かせますが、まだちょっと早い・・・。

 

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 こちらも鉢植えの蓮の花が見ごろです。門前にはは滑川。

 

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 だいぶ水かさが増しています。雲が流れ、風も湿度を増してきました。降り出すかな・・・早く帰ろう。