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NPO法人パープル・ハンズの永易至文事務局長が記者会見

 東京・内幸町の日本記者クラブ(JNPC)で昨日(11月10日)午後、NPO法人パープル・ハンズ事務局長、永易至文さんの記者会見が開かれました。その会見リポートがJNPC公式サイトにアップされたので、当ブログでも再掲します。

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www.jnpc.or.jp なお、会見動画はこちらでご覧いただけます。
 https://www.youtube.com/watch?v=ZFfhLiGLGlk

 

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老後の来ない性的マイノリティはいない(LGBTと社会4)
   永易至文氏記者会見リポート(産経新聞特別記者 宮田一雄)

2013年に発足した特定非営利活動法人パープル・ハンズは「性的マイノリティの老後を考え、つながるNPO」だという。その事務局長。「ゲイの暮らしや老後を追う編集者/ライター」「暮らしをサポートする行政書士、ファイナンシャル・プランナー」と自己紹介した。
 自治体のパートナー証明が報道で大きく取り上げられ、ダイバーシティ(多様性)を重視して性的マイノリティに理解を示す企業も増えている。自らの性的指向性自認に誇りを持つ各地のプライドパレードにもたくさんの人が参加する。そんな現状を「LGBTブーム?」と疑問符も付けて受け止める。最近の動きを歓迎しつつも、どこまで続くかという危うさも感じるからだ。
 1990年代には「ゲイブームがあった」とも指摘する。メディアに同性愛の情報があふれ、各地に若者のサークルができて交流がさかんになった。永易さん自身も「誇りをもって自分を受け入れ、一生を生きたいと願った最初の世代(ゲイ一期生)」だと思っている。
 しかし、90年代の若者も当然のことながら歳はとる。新たなLGBTブームの一方で「中年期に見えてくる人生不安、老後の暮らしにどう対応するのか」という課題に直面し、いま使える制度を生かしつつ、性的マイノリティのライフプランに取り組む活動を始めるようになった。
 そのライフプラン作りのサポートとして「いまできることを知ろう(相談や講座、書籍)」「自己決定を書面で表明(医療意思表示や遺言などの普及)」「ネットワークで自分を守ろう(かけつけあえる3人のご近所さん)」「外部環境の改善(介護、高齢者福祉関係者、エイズ拠点病院などへの働きかけ)」を提唱する。
そして、「血縁家族」との対比で「結縁家族」という言葉を紹介し、「自ら家族を紡いでいく」という考え方も示した。性的マイノリティの課題は、もちろん性的マイノリティにとって重要だが、同時により大きな社会的広がりを持つものなのではないか。そんな可能性も感じさせる会見だった。