厳しいことは覚悟のうえ、ではありますが、明るくいきましょう (エイズ関係で少し追加あり)

 明けましておめでとうございます。
 Face bookではすでに紹介しましたが、2017年の年明けは露座の大仏で有名な長谷の高徳院にお参りしました。元日の午前零時開門ということで防寒対策を周到に行って繰り出しましたが、幸いにして風もあまりなく、おだやかな年明けとなりました。
 すぐちかくの長谷寺は、除夜の鐘も撞けるということもあり、大変な人でしたが、未明の高徳院境内は訪れる人も少なく、ぐっと落ち着いた雰囲気。昨年春に大改修を終えた大仏様は常にも増して穏やかでかつ、どっしりとした印象でした。

 

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 調子に乗ってあれもこれもと、どっさりお願い事をしていたら、なんでも人に頼んでばかりではだめですよ、自分でやらなければ・・・というありがたいお言葉がどこからか聞こえて来たような。
 これから見通しの立てにくい1年に入ります。ま、2016年もそうだったんだけど、さらにわけの分からないことがたくさん起きるような予感というか、覚悟のようなものは、おそらく初詣でに繰り出した人の多くが持っているでしょう。
 個人的なことをいえば、一眠りして明けた元旦の朝は、思いのほか暖かく、逆に予想が外れて、案外、混乱は少なかったねという結果に落ち着くのではないかという気もしてくる・・・。でも、いまはそれを期待しない方がいいでしょう。
 2017年はなにかにつけて自立の年であり、同時に周囲の人あっての自分であるということを肝に銘じる年でもありたい。肩肘張った言い方をすれば、自立と協調の1年になってほしいということで、みなさん、本年もまた、よろしくお願いします。

(追加) エイズ対策分野では、昨年12月にエイズ予防指針の見直し作業が開始しています。今回は性感染症予防指針とあわせて検討が進められているようなので、少し過去の改正のときとは、議論の中身に変化がでてくるかもしれませんね。変えなければいけないものと変えてはいけないものをめぐる議論がうまくかみ合ってくると新しい動きが生まれてくるかもしれません。もちろんその逆もあり得ます。
 せっかくの機会なので、うまくそのあたりの論点の整理ができるようになることを期待したいと思います。
 ・・・とここまで書いてきて、これもあなた任せというわけにはいかないかなあという気もしてきました。個人的な意見に過ぎないにしても、検討の小委員会の外側にいる人間として、自分なりの論点整理を進めていくことが必要になるかもしれません。