おっと、びっくり 原書kindle版も売れています

 ちょっとびくり。アマゾンの洋書ベストラーランキングで「Epidemiology」を開くと、ピーター・ピオット著「No Time to Lose」キンドル版が第1位。「Public Health」全体でも第2位(本日午前9時現在)。1時間ごとに変わるそうなので、いまはどうなっているか分かりませんが、そうですか。
 http://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/english-books/2573665051/ref=pd_zg_hrsr_fb_1_5_last

 

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 もちろん、日本語版もよろしく。先日もお伝えした慶應義塾大学出版会の特設サイトです。 

www.keio-up.co.jp


 ピーターはつい先日、2015年度ガードナー国際保健賞を受賞したのでその影響もあるのかもしれませんね。
 http://gairdner.org/content/peter-piot

     ◇

 (以下前半部分だけ日本語仮訳)
2015年度ガードナー国際保健賞受賞者
http://gairdner.org/content/peter-piot

エボラウイルスの共同発見者であること、HIV/エイズ研究における多大な貢献、およびHIV/エイズの流行に対する地球規模の対応、とりわけアフリカにおける対応への尋常ならざるリーダーシップを示してきたことに対し」

 ピーター・ピオット氏(MD PhD FRCP FMedSci)は、ロンドン大学衛生・熱帯医学大学院学長、国際保健学教授である。彼は国連合同エイズ計画(UNAIDS)創設の1995年から2008年までの事務局長を務め、国連事務次長でもあった。それ以前は世界保健機関(WHO)の世界エイズ計画(GPA)の副部長だった。臨床医でありかつ微生物学者として、1976年には、ザイールでエボラウイルスを発見したメンバーの一人である。その後も主にアフリカでエイズ、女性の健康、性感染症などの研究を牽引してきた。アントワープの熱帯医学研究所、ナイロビ大学、ワシントン大学、インペリアル・カレッジ・ロンドンで研究職にあり、ビル&メリンダ・ゲイツ財団では上級研究員だった。2009/2010年にはパリのコレージュ・ド・フランスで「貧困と闘う知識」会議の議長だった。(以下略)