報告ベースで年間5%程度の減 メルマガ東京都エイズ通信から

メルマガ東京都エイズ通信第221号が12月26日、発行されました。
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東京都エイズ通信第221号のラインナップ

●令和7年1月1日から12月14日までの感染者等報告数(東京都)

●東京都新宿東口検査・相談室、東京都多摩地域検査・相談室、東京都HIV/エイズ
電話相談のご案内

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 今年に入ってから12月14日までの新規HIV感染者・エイズ患者報告数は以下の通りです。12月31日まで後1週間を残した時点での集計ですが、報告数の合計は前年同時期より15件少なくなっています。5-6%の減少ですね。
 あくまで報告ベースの数字です。実際の感染が減少を続けているのかどうかは、この数字だけでは分かりませんが、感染の拡大は何とか抑えられているとは言えそうです。
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● 令和7年第1~50週(1月1日から12月14日まで)の感染者等報告数(東京都)
厚生労働省 感染症サーベイランスシステムより抽出
※( )は昨年同時期の報告数

HIV感染者         200件    (218件)

AIDS患者          61件      (58件)

合計             261 件      (276件)

現時点でHIV感染者数は令和6年より少ないが、AIDS患者数は令和6年より多い。

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報告の減少傾向続く メルマガ東京都エイズ通信

メルマガ東京都エイズ通信の第220号が11月28日、発行されました。

第220号のラインナップ
●令和7年1月1日から11月16日までの感染者等報告数(東京都)
●11月16日から12月15日までは東京都エイズ予防月間です
●東京都新宿東口検査・相談室、東京都多摩地域検査・相談室、東京都HIV/エイズ
電話相談のご案内

 今年に入ってから11月16日まで(第1~46週)の新規HIV感染者・エイズ患者報告数はは以下の通りです。


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● 令和7年第1~46週(1月1日から11月16日まで)の感染者等報告数(東京都)
厚生労働省 感染症サーベイランスシステムより抽出
※( )は昨年同時期の報告数

HIV感染者         184件    (199件)

AIDS患者           56件      (54件)

 合計             240 件      (253件)

現時点でHIV感染者数は令和6年より少ないが、AIDS患者数は令和6年より多い。

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 合計報告数の減少傾向が続いています。昨年(2024年)の年間報告数は289件でした。今年はそれを下回り、あくまで報告ベースのデータではありますが、年間報告数としてはこの10年で最も少なかった2023年(288件)も下回りそうです。

 

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『カミングアウトとアウティング』 エイズと社会ウェブ版715

 現代性教育研究ジャーナルの連載コラム『One side Noside 多様な性のゆくえ』第103回。 8月3日の第32回AIDS文化フォーラムin横浜最終日に開かれたドキュメンタリー映画『カミングアウトジャーニー1』と『カミングアウトジャーニー2 結婚式篇』上映会報告の続編です。
jase.faje.or.jp

 

 No.176(11月15日発行)の13ページをご覧ください。 
《会場から「カミングアウトして困ったことはありますか」という質問があった。
福正さんは「困ったことはゼロです」と答えた後、「ただし、アウティングはいかん。カミングアウトは、自分のタイミングでやらせてほしい」と語気を強めた》
 コラムで取り上げているのは、8月の上映会ですが、全国ツアーはいまも継続中。

  https://www.facebook.com/dorobura/

 世界エイズデーが近づく中、お近くで参加できる機会もありそうです。

  

メルマガ東京都エイズ通信から

第219号が10月30日、配信されました。目次を紹介しておきましょう。

●令和7年1月1日から10月19日までの感染者等報告数(東京都)
●ふぉー・てぃーうぇぶのリニューアルについて
●エムポックスに関する緊急動画について
●東京都新宿東口検査・相談室、東京都多摩地域検査・相談室、東京都HIV/エイズ電話相談のご案内

 今年(2025年)に入ってから10月19日までの都内の新規HIV感染者・エイズ患者報告数は以下の通りです。

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● 令和7年第1~42週(1月1日から10月19日まで)の感染者等報告数(東京都)
厚生労働省 感染症サーベイランスシステムより抽出
※( )は昨年同時期の報告数

HIV感染者         165件   (181件)
AIDS患者           50件     (50件)
 合計            215件    (231件)

現時点でHIV感染者数は令和6年より少ないが、AIDS患者数は令和6年と同規模。

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 依然として新規HIV感染者報告数は前年同時期より減少していますが、減少幅は16件で、前回報告(1月1日から9月21まで)の19件より少なくなっています。その差は3件なので微妙ですが、減少傾向が続いているとは言えません。もうしばらく推移を見ていきましょう。

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『UNAIDSをつぶすな』 エイズと社会ウェブ版714

 国連のグテーレス事務総長が2025年9月18日に公表した国連80周年構造改革の進捗状況報告書『パラダイムの転換:結束して成果を上げる』には、国連機関の統廃合案の一つとして、国連合同エイズ計画(UNAIDS)のSunsetに言及しています。
 落日または日没という微妙な言い回しではありますが、文脈からして解体、もしくは閉鎖の意味に受け取れることから、このSuset項目がエイズ対策分野の国際NGOの間で大きな波紋を広げています。また、こうした動きを受け、UNAIDSのサイトにはその反応を集めた『Reactions to the UN80 Secretary-General’s report and proposal to sunset UNAIDS(UN80事務総長報告とUNAIDS落日提案への反応)』というページも設けられました。

www.unaids.org

 どんなものなのか。全部は紹介しきれませんが、その中から二つ、UNAIDSプログラム調整理事会(PCB)のNGO代表団による声明、およびアジア太平洋地域の市民社会ネットワーク組織の連合体 the Seven Allianceの声明を日本語仮訳でAPI-Net(エイズ予防情報ネット)に掲載してもらいました。こちらでご覧ください。 

api-net.jfap.or.jp

 仮訳の共通タイトルは『UNAIDSをつぶすな』です。どちらの声明も直接、そうした表現を使用してはいませんが、私の個人的な感想として「Sunset」じゃ、何のことだかよく分からないと思い。あえて踏み込んだ見出しにしてもらいました。悪しからず。

 参考までに、国連事務総長の進捗報告書では、どんなかたちでSunsetが使われているのか調べてみると、報告書の20ページにありました。
 『GOAL: UNIFIED SUPPORT TO PEOPLE & PLANET』という見出しのもとに6項目の統廃合案が示されています。このうち
1. Merge UNDP and UNOPS (国連開発計画と国連プロジェクトサービス機関の合併)
2. Merge UNFPA and UN Women(国連人口基金と国連女性機関の合併)
に続いて『3. Sunset UNAIDS』として次のように書かれています。

パラ39. We plan to sunset UNAIDS by the end of 2026. This would entail mainstreaming capacity and expertise into relevant entities of the UN development system in 2027.
 誤解を恐れずに訳してみるとこんな感じでしょうか。
 『UNAIDSは2026年末までに日没を迎える予定です。つまり、2027年には国連開発システムの関連機関に能力と専門知識が組み込まれるということです』
 これじゃあ、さすがにざわつくわな、という感じは受けます。

 

カミングアウトの旅 エイズと社会ウェブ版 713

 現代性教育研究ジャーナルの連載コラム『One side Noside 多様な性のゆくえ』第102回。 8月3日の第32回AIDS文化フォーラムin横浜最終日に開かれたドキュメンタリー映画『カミングアウトジャーニー1』と『カミングアウトジャーニー2 結婚式篇』の上映会に参加しました。その報告です。

 No.175(10月15日発行)の17ページをご覧ください。
 https://jase.faje.or.jp/jigyo/kyoiku_journal
《映画は舞台俳優であり、演出家でもある介護福祉士の福正大輔さんが 2022 年に、自分自身のセクシュアリティと依存症、そして HIV 陽性者であることを親しい人たちに「カミングアウト」していく様子を報告している。福正さん自身が制作も担当し、当日は続編の『カミングアウトジャーニー2 結婚式篇』(2025年)と合わせて上映された》

 

   


 福正さんが代表を務めるプロジェクト・ドロブラは、今年いっぱい、結婚式篇も含めた2作品の全国上映ツアーを行っています。お近くで参加できる機会があれば、ぜひご覧ください。
 https://dorobura.wixsite.com/a-cup