エイズ動向委員会2015年第2四半期報告

 厚生労働省エイズ動向委員会が18日、今年第2四半期の新規HIV感染者・エイズ患者報告数を発表しました。2015年3月30日から6月28日までの報告です。

 新規HIV感染者報告数  267件(前年同時期276件)
 新規エイズ患者報告数   118件(120件)
 
   合計       385件(396件)

 去年の第2四半期と比べると、HIV感染者報告、エイズ患者報告ともにわずかに減少しています。ただし、報告数なので、これをもって感染が減少傾向にあると判断することはできません。

 なお、第1四半期と第2四半期の報告数の合計(つまり今年上半期)を前年と比較すると以下のようになります。

  新規HIV感染者報告数  488件(前年同時期519件)
  新規エイズ患者報告数   218件(209件)
 
   合計       706件(728件)

 こちらも微妙な数字。動向委員会の委員長コメント、および国籍別、性別、感染経路別、年齢別、感染地域別報告数はAPI-Net(エイズ予防情報ネット)のエイズ動向委員会報告のページで見ることができます。
 http://api-net.jfap.or.jp/status/index.html