TOP-HAT FORUM(東京都HIV/AIDS談話室)のサイトに《「はじめに」で綴るエイズ対策史》その18(2014年8月~2014年12月)を掲載しました。
毎月発行しているTOP-HAT Newsの巻頭には「はじめに」として、その時その時の話題を取り上げ、解説とも感想ともつかないような少し長めの文章を掲載しています。
その報告を集めていけば、それはそれで、エイズ対策史へのひとつの視点を提供できるのではないか。客観性にも網羅性にも、大いに欠けている嫌いはありますが、モール(かたまり)の力といいますか、自分で書いていて言うのも変ですが、けっこうおもしろい。
その18には2014年の8~12月分を掲載してあります。
◎~まだ終わっていない~ 第72号(2014年8月)
◎保健システム強化とエボラへの対応 エイズ対策の視点から 第73号(2014年9月)
◎もう、一緒に生きている 第74号(2014年10月)
◎ギャップを埋めなきゃ終わらない 第75号(2014年11月)
◎2014年を振り返る 第76号(2014年12月)
《2014年の後半は西アフリカにおけるエボラ出血熱の流行が広がり、世界が震え上がりました。だからこそ、HIV/エイズ分野のメッセージである「Living Together」の重要性も改めて強調する必要があったし、ギャップの解消も重要でした。なぜか基本的な構造は、8年後のいまもあまり変わっていないのではないか。経験を通して学んだこともたくさんあったとは思いますが、同時に「基本的」なんだから構造がなかなか変わらないのも当然・・・そのぐらいに腹をくくり、腰を据えて現実に対応していかなければならないという印象もまた受けます》(その18の前文から)
気が向いたら読んでください。