HIV感染報告の減少傾向続く 東京都エイズ通信155号

 メルマガ東京都エイズ通信の第155号(2020年7月29日)が配信されました。今年1月1日から7月26日までの東京の新規HIV感染者・エイズ患者報告数は以下の通りです。

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● 令和2年1月1日から令和2年7月26日までの感染者報告数(東京都)
  ※( )は昨年同時期の報告数

HIV感染者   151件  (183件)

AIDS患者   47件   (39件)

 合計    198件  (222件)

HIV感染者数は昨年度よりも減少し、AIDS患者は増加している。
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 新規HIV感染報告が前年同時期より大きく減少し、エイズ患者報告は増加という傾向は前号(6月21日まで)の集計とほぼ変わりません。合計数は全体としてはCOVID-19の流行でHIV検査にはあまり関心が向かないという状況はしばらく続きそうです。合計数は1割以上の減少です。検査の結果、陽性と判明する人が減るのは本来なら歓迎すべき傾向ですが、いまはそういうわけにはいきません。
 当分は致し方ないのかなあと思いつつ、情報発信の努力を続けていく必要がありそうです。メルマガ東京都エイズ通信の配信登録はこちらで。

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