年末なのでふだんより少し早めの発行ですね。東京都エイズ通信第148号(2019年12月12日)が昨日、配信されました。
今年に入ってから12月8日までの新規HIV感染者・エイズ患者報告数は以下の通りです。
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● 平成31年1月1日から令和元年12月8日までの感染者報告数(東京都)
※( )は昨年同時期の報告数
HIV感染者 306件 (323件)
AIDS患者 66件 (68件)
合計 372件 (391件)
HIV感染者数、AIDS患者数ともに昨年度よりも少なく報告されている。
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昨年同時期と比べると、患者・感染者の報告数の合計で、19件少なくなっています。まだ、1年の終わりには23日も残した時点での集計なので、これから報告が急に増えるという可能性もないことはないのですが、報告ベースでは昨年より減少した状態で年を追えるのではないでしょうか。
毎回、しつこく付け加えていますが、あくまで報告ベースの数字です。実際の感染の動向がどうなっているのかは、報告だけでは分かりませんが、毎年の報告数ン推移を比較することで、ある程度の類推はできそうです。
これまでの年次報告で、新規HIV感染者・エイズ患者報告をみていくと、2017年が464件、2018年は422件でした。微妙なところですが、2019年は400件以下になるかもしれません。