ラグビーW杯の日本代表はいよいよ28日(土)、静岡・小笠山総合運動公園エコパスタジアムで世界ランク2位のアイルランドと対戦します。
あれ? アイルランドは世界ランク1位じゃなかったの・・・と思っていたら、今週のランキングで首位がニュージーランドと入れ替わっていました。
世界ランクはポイント制なので、W杯第1戦の評価ポイントで、こういう結果になったのでしょうね。
ただし、あくまで個人的な印象で言うと、いまならアイルランドの方が強いかもしれない・・・とも思う。日本との対戦を控えているので、アイルランドの強さが余計に感じられるのかもしれませんね。あのFWは並大抵のことでは崩せそうもありません。
ブレイブブロッサム、どうする・・・ということで、末端ファン層のおじさんはえらく弱気になっていますが、ジャパンの士気は高いようです。先発とリザーブのメンバーが本日(26日)、発表されました。
日本ラグビーフットボール協会の公式サイトでご覧いただきましょう。
マイケル・リーチ主将は控えに回りました。接点でボール争奪のカギを握る第3列は6姫野和樹、7ピーター・ラブスカフニ、8アマナキ・レレイ・マフィとなります。
もう一つ注目しておきたいのは、バックスリー(WTBとFB)ですね。アイルランドはキックを上げてFWを走らせるという攻撃を繰り返してくるでしょう。
ジャパンにとっては、ハイボールの処理がこの試合の最大の焦点です。
その重責を担うバックスリーは両ウィングがウィリアム・トゥポウ、松島幸太朗、そしてFBが山中亮平です。
トゥポウ選手、ロシア戦でのチョンボもあったし、キックの処理に不安が残るけど大丈夫かな。私はレメキ・ロマノラヴァ、松島幸太朗の両ウイングの方がいいと思うのだけど、ハイボール処理の観点から高さのあるトゥポウという選択になったのかもしれません。
FBの山中選手、ロシア戦も途中出場でまずまずだったし、ちょっと期待したいと思います。
負けてもともととは言わないけれど、相手は世界ランクトップ(クラス)のチームです。先発陣がどこまで持ちこたえて、少ない点差で後半に持ち込んでいけるか。前半リードなどと贅沢なことはいえません。何とか僅差で食いついてほしい。
そして、できればアイルランドが、どうもやりにくいなあジャパンは・・・と思い始めたころに、試合の流れを変えるインパクトプレーヤーを投入することができるかどうか、そしてそのプレーヤーは誰なのか。
勝手にシナリオを描いていますが、これこそが試合前の無責任ファン層の楽しみであります。梅干を見ながら、ご飯をかきこむといいますか。
控えに回ったリーチ・マイケル主将、WTBのレメキ選手、そしてSH田中選手あたりの投入時期に期待をかけたいですね。