ささやかな快挙のご報告 エイズと社会ウェブ版408

 あまり目立たちませんが、国連合同エイズ計画(UNAIDS)の公式サイトに《Key messages — Global AIDS update 2019》という資料の日本語訳が紹介されています。

https://www.unaids.org/en/resources/documents/2019/2019-global-aids-update_key-messages

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 実はこの日本語訳は、API-Netに《UNAIDS「コミュニティを主体に」》と題して掲載されているもので、リンクでつながるようになっています。

http://api-net.jfap.or.jp/status/world.html#a20190815

 UNAIDSサイトにも《This document is also available in Japanese (courtesy of API-Net)》と紹介していただきました。海外情報を国内に伝えたいという公益財団法人エイズ予防財団のささやかな努力が、UNAIDSとの信頼関係の構築を通して実を結んだものであります。

 新しい事務局長の任命も決定し、再出発の時を迎えつつあるUNAIDSとの間で、こうした協力が成立したことは、エイズ予防財団の最末端の理事である私にとっても、うれしい成果であります。

 関係者の皆さん、ご支援ありがとうございました。

 なお、キーメッセージに続いて、Global AIDS Update 2019で使われている最新のパワーポイント・スライドについても、いくつか翻訳を進めています。その日本語版スライドについても、公表方法を検討しているところなので、いずれHIV/エイズ分野に関心を持たれる国内のNGO/NPO/CBOの皆さんにも活用していただけるのではないかと思います。

 とはいえ、「いっちょかみ」で気まぐれの代名詞のような私が進めていることなので、どこまで成果が上げられるか、正直いって自信がありません。もともとプレッシャーには極端に弱いタイプでもあります。あまりあてにせずに、それでも少しは期待してお待ちいただければ幸いです。