コメント集の中で、ミシェル・シディベUNAIDS事務局長は『HIV検査は保健医療施設からコミュニティへと移していく必要があります』と語り、ジンバブエの保健大臣が『自己検査のような新たな形式の検査を導入すれば、最初の90は実現できるのです』と自己検査に言及しています。どうもこのあたりが『検査革命』の目指すところでしょうか。
HIV自己検査については、WHOが昨年11月29日、推奨するガイドライン(Guidelines on HIV self-testing and partner notification)を発表しています。当ブログでもそのニュースリリースを日本語仮訳で紹介してあるのでご覧ください。
またHIV自己検査推奨のPolicy Brief(政策解説)は日本語仮訳版をAPI-Netでダウンロードできます。国内向けには一応、前置きが必要ということで、できれば当ブログ掲載の紹介記事からご覧下さい。
WHOが推奨し、UNAIDSの専門家委員会が動き、次は7月のIAS会議ということで、世界の流れが作られていく感じでしょうか。