インフォグラフィック『結核とHIV』

 今年の世界結核デーについては、当ブログでも《本日は世界結核デー エイズと社会ウェブ版262》(3月24日)、《世界結核デーでUNAIDSがプレスリリース エイズと社会ウェブ版263》(3月25日)と2日連続で紹介しました。

 国連合同エイズ計画(UNAIDS)も指摘しているように結核HIV/エイズ対策の観点からも軽視できない課題であるからです。

 《結核HIV陽性者にとって、最大の入院および死亡原因となっている。2015年のエイズ関連の年間死者数は110万人で、このうち約40万人は結核で死亡している。子どもも4万人含まれている》 

 UNAIDSの公式サイトにはプレスリリースと合わせて、要点を1枚で図示したインフォグラフィックスが掲載されています。え、インフォグラフィックス? 何だそれ・・・と実は私も思いました。

 最近は海外から新しい用語が続々と入り、しかも日本語でうまい訳語がみつからないので、カタカナ表記が何となく広がっていきます。ま、世の中の流れには逆らえないし、合わせていくよりしょうがないか・・・例によって愚痴方面に脱線してしまいましたが、要は「情報や知識を視覚的に表現したもの」をインフォグラフィックスと呼ぶそうです。発表資料などに使うと、何となく分かったような気になるので、便利なんでしょうね。

 実物を見ていただきましょう。

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 公益財団法人エイズ予防財団のスタッフにお願いして、日本語仮訳バージョンのpdf『結核HIV陽性者の最大の死亡原因です』も作成しました。プレスリリースの日本語仮訳とともにAPI-Net(エイズ予防情報ネット)に掲載してあります。こちらでご覧下さい。

api-net.jfap.or.jp