引地川富士鮮やかに春近く

 昨日に続いて暖かい一日だったので、江ノ電鵠沼海岸に繰り出しました。

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 芥川龍之介晩年の短編『蜃気楼』に出てくる引地川河口付近です。富士山の存在感が見事。鎌倉の稲村ケ崎付近から見るより、ひときわ近くに見えます(ま、ズームで撮ったということもありますが・・・)。少し後退して、砂浜はこんな様子。

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 のどかに見えますね。でも、海岸に出ると風がかなり強く、ほっぺたには時折、砂粒がぴしぴしと当たります。
 蛇足ながら、行きがけに乗った江ノ電の車両は上下開閉式の窓の上の部分がすべて10センチほど開けられていました。暖かかったせいもあるけれど、密閉状態は避けたいという意識もあるのかなあ。