日本記者クラブ会見シリーズも追加 HIV/エイズ関連年表

 1月19日に掲載した21世紀HIV/エイズ関連年表1(2001~2005)はその後、新たに把握できた項目を少しずつ継ぎ足しています。通して読まれる方は少ないと思いますが、初出に比べるとかなり項目が増えました。

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 大口は東京・内幸町の日本記者クラブで行われたHIV/エイズ関連の記者会見です。
 2002年の5月14日に国際エイズワクチン推進構想(IAVI)のセス・バークレー代表をお招きしたのを第1回として、日本記者クラブではロングランでHIV/エイズ関係の記者会見シリーズを続けています。すぐにニュースにならなくても、長期にわたる世界史的現象に対し、多角的な視点や考え方を紹介し、報道の参考にしてほしいというのがシリーズ開始の狙いでした。細々とではありますが、いまも続いています。会見数は100件を超えているはずです。

 記念すべき第1回のバークレー氏は来日前に足を骨折したということで、ギプスと松葉づえで登壇されましたが、マシンガントークは健在でした。現在はIAVIからGAVIワクチンアライアンスの代表に転進し、途上国のワクチン普及に尽力されています。

 日本記者クラブの公式サイトにこれまでの記者会見の一覧が載っているので、そこからHIV/エイズ関係の会見を拾っていきました。それはそれでけっこう手間がかかりますが、それでも大助かりです。記録を残すというのは大切ですね。

 これからも2006年以降の作業を続けるとともに、2005年までに関しても気が付いたものは随時、追加していきたいと思います。情報やヒントがあったらお知らせください。